ジャンル:ヒプマイ夢 観音坂独歩 お題:最強の湖 制限時間:30分 読者:59 人 文字数:693字 お気に入り:0人

飽きたぴょーーーん ※未完

 正直、この男は情けないと思う。すぐに謝るしすぐにビビるしすぐに落ち込むし、その度に励まさなきゃいけないし優しくしてあげなきゃいけないし落ち着かせてあげなきゃいけないし。ここまで気持ちの下降が激しいと付き合うほうも気を遣うというものだ。これは経験談だが、こういう人間は友だちが少ない。と思う。だって、もしも自分の台所にあるフライパンが毎朝の目玉焼きを焼くたびに取っ手が外れて、その度にボンドでくっつけないといけないとしたら、そんなものは使いたくないだろう。よほど愛着がなければ使用を諦めるものだ。この観音坂独歩はまさにそんな貧弱なフライパンそのものなのだ。何か言われるたびにしゃがみ込み、何か言われなくても自らを追い詰め弱音を吐き、平穏な日であってもそれ自体を怯えるような、そんな惨めな男だから、その手間のかかる性格に関わり合いになるのを避ける。結果、僕は友だちが少ない。となるわけだ。

「だからもう少し強気でいたほうがいいんじゃないですかね…」

 そうストレートに口にできた、いや、してしまったのはこの真っ白い泡をたたえた黄金のアルコールのせいだ。自分の中で選び抜かれた正直で素直なリリックは観音坂の胸をザクザク貫いていたらしい。彼はうう、とかいう呻きと共に片手で胸を抑えながらもう片方の手でカウンターに顔を伏せた。ごめん。でも正直そう思うわ。君はもっと友だちを作ったほうがいいよ。結構いいところあるんだから、それがもう少し他の人に伝われば、友だちとかもいっぱいできると思うんだけどなあ…。などとぶつぶつこぼす。観音坂が

湖面に揺れる哀れな瞳に、どうしても従わざるを得ないのだ。

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