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甘庶(1%未完) ※未完

敗者の物は勝者の物。
湖賊だった頃から、甘寧にとってそれが常識だった。
いくさに勝てば、相手の財産を奪うのは当然のことで。
だから今回だって、大敗した曹操軍の物は何だって手に入れることができると思っていた。

「お前、俺たちのところへ来いよ。」
燃え盛る船の上、逃げ惑う兵士の中で一人ぼんやりと立つ男が妙に気にかかった。
曹操の下にあって、まるでこの結末を予測していたかのように落ち着いた、寧ろ愉しそうな表情だった。
口角を上げ、裏腹に憂いを帯びた瞳に惹かれていた。自分の下に置きたいと思った。

「俺たちのところへ来い。」
甘寧の言葉に反応を示さない男に、一際大声で呼びかける。
拒否権などないはずだ。だって自分達が勝者なのだから。
「それは、できない。」
小さく首を振り、そして甘寧にちらりと視線を投げる。

「お前は敗者だろう。」
「それでも、見届けなければならない物があるんだ。」
踵を返し、甘寧に背を向ける。苛立って手を伸ばすと同時に、たっ、と彼は駆け出した。
「──は?」
立ちすくむ甘寧の視界には、並んだ船をひらりひらりと飛び移る男の姿。
長い裾が翻るのが、妙に印象的だった。

初めて、奪い損ねた

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