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大胆な告白は

※隼→ユトの失恋もの注意。

「お前が好きだ」
言ってしまった。とうとう告白してしまった。

自分自身でもなぜこんなことを言ってしまったのかわからない。
ただ、隣で歩く彼を見ていたら不意打ちのように閉じこめていたはずの感情が口から飛び出していた。
年上の親友からの突然の告白を受けた相手…ユートは何も答えてくれない。
目を二、三回瞬かせたあと隣で自分を見つめる金色の瞳を覗きこんだ。

「……俺も君のことが好きだ、隼。かけがえのない親友として」
曇りのない、穏やかな笑顔でユートは答えを返す。
その笑顔は親友への信頼と友愛に満ちていた。

「好き」の時点で過去最高に跳ね上がった心拍は、「親友」の言葉を聞いた瞬間さっと落ちていった。
このまま心臓が止まってしまうのではないかと思ってしまうほどの速度で。

「……変なことを言ってすまなかった」
「可笑しくなどないさ。好意を言葉にされるのは少し照れ臭いが嬉しい」

黒咲隼、十七歳。
初恋の相手への告白に散ることになったある初夏の午後だった。

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