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日々これ好日

廊下と和室を仕切る襖を開けた途端、何も書かれていない原稿用紙が滑り落ちてきた。和室の床じゅう、手付かずの原稿用紙が散乱している。高耶は溜め息をこらえつつ、大股で和室の中に入り込んだ。
部屋の主は二時間前から、同じ姿勢で文机の前で唸り続けている。傍らに置かれた手付かずの昼食が冷めきっているのに、再び溜め息をつきたくなるのをたえる。
咎めたところで聞く耳は持たないし、顔に似合わないえへへという誤魔化しなど見たくもない。

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