ジャンル:黒子のバスケ お題:記憶のところてん 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:901字 お気に入り:0人

弊社情シス5 ※未完

黄瀬と青峰とで社内のファンを二分している、という話は、本社ビルの端っこにある情報システム部にまで聞こえ届いていた。社員証の発行したのは黛だったが、その彼すら黄瀬の写真を見た時にモデルかと思った、と言っていた。実際黄瀬は学生時代に読者モデルをしていたそうなので、その感想は間違いではなかった。それでも青峰については、それほど覚えていなかったらしい。入社式の挨拶の時、やたらでかいのがいるなって思ったけど、あれだったのか青峰、とその背の高さだけは印象に残っていたそうだった。
入社式で居眠りしてたんですよね、青峰君
そのシーンを思い出しながら隣の青峰に声をかけた。スプレッドシートの計算式を必死に修正していた青峰は、え、あ?といきなり声を掛けられたせいか、すぐに会話に頭が切り替わらなかったようだった。
そーだっけ? 覚えてねぇ
一番前の席でぐわんぐわん頭揺れてて、周りの人も声を殺して笑ってましたよ
同期以外でも、正面に座っている役職者たちの中にも笑っている者がいた。
式とか、じっとしてんの苦手なんだよ
そうでしょうね
……運動バカとか言いてえの?
みんな違ってみんないい、というでしょう? らしさというのは大切にした方がいいと思います
上手く理解できない様子だったが、そうだな、と青峰はうなずき、ノートパソコンの画面に顔を戻した。
あ、できた
よかったです。だいぶ関数に苦手意識なくなりましたね、青峰君。すごい進歩です
『そんなとこ触ったらヤバいだろ?』
セルにカーソルを移動させ、関数の説明を始めようとした時、彼は恐怖を顔に表した。まるで地獄の蓋を開けたかのようなおびえ方だった。
『関数を編集したところで、呪われたりしませんよ?
『え?! 関数にも呪いとかあんのか?
『いえ、ですから……
そんな会話から始まったスプレッドシート講義だったが、青峰は地頭がいいのだろう、最初の恐怖さえ乗り越えてしまえば、次々と関数を覚えていった。
『こんなすぐに計算できんだな! テツすげえな!
『すごいのは僕じゃなくて関数を考えてくれた方ですよ。その方に感謝です
すると青峰は、感謝、と顔の前で合掌し、目を


同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
浮気カッコ仮 ※未完
作者:匿名さん ジャンル:黒子のバスケ お題:つらい弁護士 制限時間:15分 読者:32 人 文字数:893字 お気に入り:0人
(※青赤)(※腐向けです)「それで?そのキスマークはなんなんだ」赤司の凍えるような視線に青峰は冷や汗をかいた。無意識に自分の首元に人差し指をあてる。なんら変わり 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
柔軟の必要性 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:幸福な秀才 制限時間:15分 読者:124 人 文字数:671字 お気に入り:0人
彼女の特性なのだろう。じゃあな、と微笑まれれば、うん、と頷いてしまう。この土地を離れる不安、日本に戻る不安、それは漠然とした不安だった。目の前ではなく、もっと先 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:不本意な殺し屋 制限時間:15分 読者:138 人 文字数:709字 お気に入り:0人
麦茶入りましたー縁側から庭に向かってそう言えば、松の木の下にいた赤司が立ち上がって首から掛けているタオルで汗を拭っていた。麦藁帽子にゴム長靴という典型的な農夫ス 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:真実の保険 制限時間:15分 読者:123 人 文字数:798字 お気に入り:0人
顔を合わせにくかったのか、歯をぐっとかみ締めているのが遠目でもわかった。油断すると逃げ出すのかもしれない。逃げ出さずに入る為に、歯を食いしばって耐えているのだろ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:黒子のバスケ お題:彼女とわずらい 制限時間:15分 読者:151 人 文字数:741字 お気に入り:0人
ためらわなかった。苦しんだのはこちら、鋭く長い針で心の臓まで突き刺されたような痛み、しかも一瞬のことだった。気配を感じ、そちらを振り返った、息のつく間もなく敵軍 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:出来損ないのラーメン 制限時間:15分 読者:135 人 文字数:712字 お気に入り:0人
面白いネタから面白くないネタまで、玉石混交で送られてくるSNSのメッセージだった。まめにチェックはしない。一日の終わりに、たまに長めの休憩がとれた時に、新着マー 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:許せない極刑 制限時間:15分 読者:115 人 文字数:628字 お気に入り:0人
会場は第二会議室目が合った男は、それを聞いて首をかしげた。健康診断でない?男はわずかに微笑んで首を振った。いや、俺は協力会社の人間だからそれは失礼ある程度の企業 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
まつがねの ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:汚れた境界 制限時間:15分 読者:129 人 文字数:723字 お気に入り:0人
だーいちゃん、と後ろから声を掛けられた。屋上への階段を登り終えて、ちょうど扉を開くところ、そこでスマホが震えたので足を止めた。声を掛けられたからではなく、スマホ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:意外な社会 制限時間:15分 読者:145 人 文字数:807字 お気に入り:0人
緑間はこちらを見つめ、自信の無い口調で言った。いけまさん、ですか?赤司からだろうか。それとも小野からだろうか。こちらの名前を知っているようだった。はい。そうです 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
ある日の14 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:走る罪人 制限時間:15分 読者:134 人 文字数:670字 お気に入り:0人
何もわかっていないと言われているようなものだった。それでも、俺は真太郎を招き入れるために、玄関へ向かった。下働きの者たちが彼を眺め、声を掛けるわけでもなく、ちら 〈続きを読む〉

かみむらの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:思い出の「うりゃぁ!」 制限時間:15分 読者:1 人 文字数:772字 お気に入り:0人
突然閉ざされた行先。もう一度ドアを見た。新聞受けにはガムテープが貼られている。いやがらせではなく、大家がそうしたのだと思う。住人が退去してから余計な広告を差し入 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
クロッキー13 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:孤独な希望 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:634字 お気に入り:0人
店長、とアルバイトが声を掛けてきた。何だか顔色悪いですよ? 具合悪いんですか?ちょっと寝不足なんだ。たぶん、そのせい昨晩、ろくに寝ていなかった。眠れなかったのだ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
畏怖 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:犯人は広告 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:647字 お気に入り:0人
何を?帰宅した緑間は襖を開けると第一声にそう言った。壁に向かって杯を傾けていれば、そう質問されても仕方ないことだ。見ての通り……何が?こいつと最後の酒盛りを養生 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
弊社情シス5 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:記憶のところてん 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:901字 お気に入り:0人
黄瀬と青峰とで社内のファンを二分している、という話は、本社ビルの端っこにある情報システム部にまで聞こえ届いていた。社員証の発行したのは黛だったが、その彼すら黄瀬 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
前祝いの席 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:かたいダンス 制限時間:30分 読者:15 人 文字数:1356字 お気に入り:0人
そりゃ、できないことはないっスけどそのコピー能力に定評がある黄瀬は、腰に手を当てながら言った。なら主役に華を持たせようじゃないか赤司がにっこりと笑って言った。言 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
クロッキー12 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:高いサーブ 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:611字 お気に入り:0人
ウィスキーよ?ロックでシングル?……ダブル(おやまあすでにビールも飲んでいるというのに、黛はそんなことを言っている。(帰れるのかしら黛が実渕の店に来るのはめずら 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:どうあがいても犯人 制限時間:15分 読者:12 人 文字数:664字 お気に入り:0人
話しかけられることは少ない。こちらから話しかけると返事が戻ってくる。そういう会話しかしていなかった。洛山高校の屋上に行けば、たいてい黛は居た。毎日行っていたので 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:反逆の光景 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:667字 お気に入り:0人
なにそれ、と葉山は笑った。ひゃって脇腹よえーんだよ!庇うように脇に手をやる。薄、と葉山がそこへ手を伸ばしてきたのだ。筋肉付けなよ。今のうちだよ?何が貯金がもつの 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
依頼 ※未完
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ 青黒 お題:君とマンション 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:664字 お気に入り:0人
頼む、と青峰は頭を下げた。何が頼む、だ。最初に付き合っていると聞いたとき、無理だと思った。だからそう言ったのだ。『青峰っちじゃ無理だ。黒子っちが幸せになれっこな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ お題:名前も知らない感覚 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:697字 お気に入り:0人
目をそらしたのは黛が先で、葉山はその横顔を、何度か瞬きしながら見ていた。……今のお前が先にしたんだから、これでノーカウントだろ(ノーカン?そういうものだろうか。 〈続きを読む〉