ジャンル:アイドルマスターミリオンライブ! お題:夏の朝日 制限時間:30分 読者:11 人 文字数:1378字 お気に入り:0人
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朝日が照らす、何かの魂。

劇場の朝は早い。

まずは、事務員である青羽ちゃんがここの鍵を開けることから始まる……はずなのだが、今日はその必要はない。

「あ、おはようございます、青羽さん」
「おはようございます、プロデューサーさん。今日も泊まりですか?」

眠気眼をこすりながらコーヒーを啜っているプロデューサーに美咲ちゃんは苦笑いしながら問いかける

「昨日、夜遅くまで歩のダンスレッスンに付き合ってたんで。気がつけば終電超えてたし、まあいいかな、と。仕事も溜まってましたしね」

そろそろ劇場から徒歩圏内に引っ越した方がいいかなぁ、なんてつぶやいているけど、
週の半分ぐらいここで寝泊まりしてるわけだし、正直変わらないだろう。

むしろ新しく、男性用のシャワールームを設置したほうが建設的なのでは、と思ってしまう。

「おっはようございまーす!!プロデューサーさんだ!」
「あ、プロデューサーさん。おはようございます」

二人が他愛もない会話を繰り返していたら、次にやってきたのは、未来ちゃんと春香ちゃんだった。

「ああ、おはよう。二人とも。よく眠れたか?」

彼女たちは、明日から行われる地方公演に前乗りするため、シアターに一旦集まって移動する、という手筈になっているのだ。

「はい、バッチリです。未来ちゃんのお家にお泊りさせてもらったんですよ」
「春香さんが朝ごはんにフレンチトーストを作ってくれたんですよ!美味しかったなぁ~」


「それにしても……未来、お前ちょっと日焼けしたか?」

確かに。ちゃんと見ないとわからないぐらいだが、未来ちゃんの肌が若干小麦色に染まっている気がする

「えっ?そ、そうですか?」
「あんまり細かくは言わないけど、アイドルなんだからな、日焼けとかちゃんと気をつけてくれよ。」
「は~い、気をつけま~す」

二ヘリ、という独特な感じで顔を綻ばせる未来ちゃんに、美咲ちゃんと春香ちゃんも顔を綻ばせる。
こういう表情が出来るからこそ、自然と彼女の周りには人が集まってくるのだろう。
憎めない、というか。

「さあ、それじゃあそろそろ出るとするか。改めて言うが、地方公演は二人のことやシアターのことを地方のお客さんに知ってもらうチャンスだし、普段地方から足を伸ばしてくれてるファンの人に感謝を伝えるチャンスでもある」
「」

二人の様子に、プロデューサーさんは、「言うまでもなかったかな」とこぼした。



---


「うわぁ、やっぱり今日も日が強いですね。」

春香ちゃんが目を細めながら、燦々と降り注ぐ太陽の方を向いた。

今日も夏の日差しが強い。
朝も早いというのに、日付はアスファルトを焼き付ける。

「ふふっ、日焼けしちゃう前に、早く行きましょう?プロデューサーさん。」
「ああ、そうだな。」

目の前に存在する公園ではしゃぐ未来ちゃんと、それを見守る春香ちゃん。
それを見下ろしながら、私もとてもほっこりした気持ちになる。

私が見れるのはここまで。物語の続きは、また彼女たちがここに戻ってきてから、ということで。
彼女たちが無事に地方公演を成功させて、またここに戻ってくれることを、ここから祈ることにしましょう。

……ん?この文章の語り手は誰かって?
さぁ? それは私を照らす、夏の朝日だけが知っているのかもしれないですね。

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