ジャンル:刀剣乱舞 刀さに 女審神者 お題:阿修羅任務 制限時間:30分 読者:10 人 文字数:768字 お気に入り:0人

終わらない戦いの世界で ※未完

剣戟の音が響くここは合戦場である。陸奥守吉行はあちらこちらから飛んでくる剣閃をかわしつつ、応戦する。彼は決して練度が低いわけではない。この本丸においては初期刀なだけあって実戦経験は豊富な方だった。だからこそ、この「異様な戦場」の出撃部隊隊長に選ばれたのであったが、事態はあまり芳しくなかった。遡行軍は倒しても倒してもまるでゾンビのように地中から湧き出てくる。ちらりと部隊員たちの様子をうかがった陸奥守は小さく舌打ちをした。今ここにいる六振りは本丸の中で精鋭に入る部類の刀剣男士たちだった。しかし、その彼らの顔に明らかに疲労の色が浮かんでいる。
このままではやられる。そんな嫌な想像がよぎったときだった。
不意に目の前に一本の光の筋が落ちる。と同時に遡行軍たちが吹っ飛んだ。まばゆい光に目を細めながらその正体を見極めようとする陸奥守。もしかして検非違使?
冗談じゃない。陸奥守は刀を握る手に力を込めた。しかし彼の想像はいい意味で外れた。なぜなら光の筋が消えるとそこには……。
「あ……あるじ?」
審神者が立っていたからである。気づくと部隊の周りを薄い膜のような光が囲っていた。遡行軍たちはその膜に阻まれて寄ってこない。膜に刃を打ち付けるものもいたが、まるで強固な壁のように跳ね返される。結界というものなのだろう、とぼんやりと考えていると審神者は陸奥守の方を振り返った。その黒い瞳に責められているように思われて彼は目をそらした。
「すまん」
ぽつりとそれだけ言った陸奥守。頼りにされて部隊長を任されたのに、追い込まれ審神者の手を借りることになってしまったことが悔しいようだった。
そのとき、ふわりと陸奥守の胸を何かが撫でた。顔を上げた陸奥守の前には怒るどころか微笑む審神者がいた。
「無事でよかった」
その一言に目を見開いた陸奥守。審神者は

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