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本当にあった不思議な話

「あ゛ー…」もうやんなっちゃうってばよ。こんな暑い日に草むしりなんて、カカシ先生はなんて任務を引き受けちまったんだよー。おまけにさぼったら、「さぼった奴には2000字以上3000字以内だからなー。よろしく」ふっざけんなあああ。あー早く終わらせねーとな、「ナルトーそっちは終わったー?」「あとはお前だけだウスラトンカチ」ってええええ!?
「ぅっそだろー!?」 スピーディーに、スピーディーに早くやんねーと。

気がついたら、サクラちゃんもサスケも誰もいなかった。なんか頭がクラクラしている。暑すぎて陽炎ができているみたいだ。「サクラちゃーん、サスケ、カカシせんせー」返事も何もなかった。皆どこへ行っちまったんだ?

少し歩いてみた、オレのさっきまでいたところとは何処か違うみたいだった。あれ?依頼してたおっちゃんのうち、こんなんだったっけ?
「ナルト」後ろでオレを呼ぶ声がしたので振り返った。オレにそっくりな兄ちゃんがいた。
「草むしり終わったのかい?」「いやまだだけどよ、兄ちゃん何者だってばよ」「頑張ってるナルトにあげようと思ってね」オレが今まさに食べたいと思ってたアイスだ!「兄ちゃん誰かわかんねーけどまあいいや、サンキュ」「頭がやけちゃうからこれもあげる」麦わら帽子だ。
「なんでここまでオレにしてくれるんだ?」
兄ちゃんは悲しいような嬉しいようなそんな顔をして「暑いのは辛いよね」「…オレに同情してる?」兄ちゃんは笑ったまんま、「これからも頑張るんだよ」「お、おう」兄ちゃんは麦わら帽子を被せてくれた。「深く被せすぎて前がみえねってば!」

「いつも君をみてるから」

気がついたらオレは溶けかけたアイスをもったまま突っ立っていた。草むしりは終わっていた。兄ちゃんと話しててなんか懐かしいようなきがして胸がぎゅっとなった。

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