ジャンル:魔法先生ネギま! お題:戦争と終身刑 必須要素:スラム街 制限時間:30分 読者:446 人 文字数:1176字 お気に入り:0人

オフの日とかこういうこと話してそう。

「なぁ」
「何?」
「こうやって二人きりになって話す内容か? って感じやねんけども」
「うん」
「なんちゅーか、あれやな。強くなりたいって気持ちになるのって、終身刑と一緒なんやな」
「どうしたの、急に」
「いやな、なかなか直接戦えてへんやん、オレら。なんやかんや言うてな」
「そうだね」
「そんで、考えんねん。次に戦ったとき、お前はどこまで遠くに行ってて、オレは隣をちゃんと歩いてられてるんやろかって」
「何か心配事……?」
「いいや。別に。たまにそういうことも思う日があるよな、ってだけの話」
「いつもは自信家なのに?」
「そらお前もやろ」
「ああ、うん。そうじゃないと、努力した自分に失礼だし」
「あー、なるほど」

「で、終身刑って?」
「ああ、うん。ほら、小説家とかがいうやろ? 人生勉強し続けるばっかりやって」
「うん」
「オレらも一緒や。ずうっと同じことばっか考えて修行してな」
「ああ、なるほどね」
「まぁ終身刑っていうのはネガティブかもしれへんけども」
「終わりがないってのは、その通りだよね」
「そう、それや。考えてみぃや。ここで〝別に地上最強とかどうでもよかった。超えたい相手が単純に地上最強だっただけ〟とかいう奴が出てきて水差してきたら」
「戦争だね」
「せやろ」

「スラム街育ちの人とか、その辺り凄そうやなと思うねんけどもやな」
「強くなりたいっていう欲が、ってこと?
「おう」
「ハングリー精神とはまた違うんじゃない?」
「んー……ああ、そうやな。ただ不謹慎なだけか。不安になったら」

「……ねぇ」
「あん?」
「〝試してみる〟?」

「……やめとくわ」
「やめるんだ?」
「ここ中等部の屋上やぞ。ビリビリしてみいや。ヒゲに叱られるで」
「ああ、うん……」

「…………」
「…………」

「あ」
「ん?」
「……あかん」
「何?」
「あんな」
「うん」
「オレな、ちょっと話したら帰るつもりやってん」
「うん」
「あかん」
「……もしかして」
「帰りたくなれへん。なんか、なんやろ。お前とこうやって話すの久しぶりやったからかな」
「あはは」
「やっばい。楽しい」
「……それは嬉しいけど。いいの?」
「ええわけないやろ。家と献立によっちゃそろそろメシの準備始まっとるぞ」
「放課後だからねぇ」

「……終身刑にかけられてる感じ?」
「かもしれへんな。〝こんなことしてる場合やないねん!〟的な意味では」

「……でもまぁ、帰るか」
「そう」
「話にオチがなくてすまんな」
「えー? 別にそういうの期待してないよ。日常会話にそういうの、そこまで必要?」
「いや、必要やろ。必須要素必須要素」

「次はもっと明るい話するわ」
「そうして」
「そうする」

「じゃあな、ネギ」
「じゃあね、小太郎君」
「またな」
「うん。また」

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