ジャンル:東方Project お題:愛と欲望の雑草 必須要素:コショウ 制限時間:15分 読者:394 人 文字数:806字 お気に入り:0人

愛についての雑感 ※未完

裸で抱き合うことは嫌いだ。
体温の、あの、纏わりつくような温度が私は嫌いなのだ。
私が好きなのは、清涼な冷たい、山の河川の味だ。
それは私が河童であるからしてしょうがないことだ。
他に私が好きなのは、金属の冷たさだ。
それは私がエンジニアであるからして最もらしいことだと思う。


生き物の、身体の、肉のやわらかくてぷにぷにとした温かい感触に、私は我慢ならなくなるときがある。
自分の身体ですら、皮膚から脱ぎ出して肉を取り去ってしまいたいと衝動に駆られることだってある。
主に、徹夜で機械いじりをしているときだけれど。
そういうとき、機械をいじっていた私は武骨で堅い金属からその手を離し、自分のやわらかい肉の身体を掻きむしるのだった。


だけれど、嫌いだからといって人肌が恋しくない訳では無い。
河童は寂しがり屋だからだ。
他の河童たちは種族内で他の雄や雌の尻を追いかけて遊んでいるけれど、私にはどうもそれは向かない。
しょうがないので、外に相手を探すことになる。


その点で言えば、最近のお気に入りは鍵山雛だった。
まず何よりも彼女に近づく事は非常に畏れ多いことだ。
身に纏った種々の厄は目に見えて黒々と身体の周りを渦巻いていて、近寄り難さを演出している。

「ああ、危険なのだ」

だけれど私は好奇心旺盛な河童だから、危険と言われると気になってしまう。

「ああ、不幸なのだ」

けれど私は寂しがり屋だから、同調して彼女に寄り添ってしまいたくなる。


人肌が嫌いな私にとって、それはスパイスに他ならない。


彼女は多種多様な厄を、不幸を、えんがちょを、山のいろいろな所から拾っては溜め込んでいるから、沢山の味を私に教えてくれるのだ。



雛と語ることは愉快だ。
抱き合うことも、それに付随して私は好きなのだ。
恋ではない。
ただ、愛しいかと言われれば、今は、そうだと云えると思う、。
すぐにあきt

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