ジャンル:NARUTO お題:東京私 制限時間:15分 読者:497 人 文字数:799字 お気に入り:0人

東京在住ナルサスの予定がただの現パロに

「俺、お前のこと好きなんだってばよ」
「へえ、そう」
 うずまきナルトの一世一代の告白は、こうして流されて終わった。
 告白された相手、サスケはと言うと、ナルトのベッドの上に遠慮なく横になり、今日学校で借りてきたジャンブを読んでいる。
 聞いていなかったのだろうか。それとも本当に、流されたのだろうか。
 悶々と一人悩むナルトなど気付いていないという顔をして、サスケは次のページをめくった。
 どうしてこのタイミングで言ってしまったのだろうか。いや、ナルトの中では、今日、どのタイミングで告白するかは決めてあったのだ。しかし、いざ言おうと思っていたタイミングが来ると怖くなってしまい言えなかった。何せ、ナルトとサスケは同性なのだ。9割9分の可能性でフラれえることなどナルトとて理解していた。
 サスケの好みのタイプが、黒い髪で長髪の巨乳のおっとり系であることは、散々話をしているので知っている。
 それでも告白しようと思ったのは、今の関係のままでは、ナルトは自分がどうにかなってしまうような気がしたからだ。
 ―――サスケを抱きたい。
 こんな感情、隠したままにしておくのは辛すぎる。それならば玉砕覚悟で告白しようと思ったわけだが……実際には、相手に聞こえない可能性を多いに含んだこんなタイミングで言ってしまった。女々しすぎる数分前の自分を、ナルトは呪いたいと思った。
「オイ、ウスラトンカチ」
「んだよサスケ」
 言い直すべきか、もういっそ止めてしまうべきか。ナルトが腕組みをして悩んでいると、ふいにナルトの頭上から声がした。反射的に上を向けば、ほとんど息がかかるくらいの距離にサスケの丹精な顔がある。
 好きな相手の顔が至近距離にあることに、ドキリとしてナルトが反応出来ずいると、サスケの唇がナルトのそれの上に振ってくる。
「バーカ」
 照れくさそうに言うサスケの声が、やけに優しげに聞こえた。

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:シンリ ジャンル:NARUTO お題:昼の小説新人賞 制限時間:15分 読者:13 人 文字数:161字 お気に入り:0人
「それでは、今年の木ノ葉出版新人賞の発表です!」 ラーメンを啜るのをやめてラジオから聞こえてくるノリのいいパーソナリティのお姉ちゃんの声に耳を傾ける。 幸い店に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
木ノ葉の奇祭 ※未完
作者:シンリ ジャンル:NARUTO お題:斬新な光景 制限時間:15分 読者:85 人 文字数:221字 お気に入り:0人
「な、なにが起きてるんだ?」 第四次忍界大戦が終結してから早半年の月日が流れたある日、風影の使いで木ノ葉を訪れたテマリは目の前に広がる異様な光景に目を疑った。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:シンリ ジャンル:NARUTO お題:死にぞこないの男祭り! 制限時間:15分 読者:59 人 文字数:233字 お気に入り:0人
ジューという肉の焼ける音がやけに耳に響く。ディナータイムの焼肉Qの店内は多くの客でごった返していてとても賑やかだったが、このテーブルだけは静寂が支配しているらし 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: ジャンル:NARUTO お題:激しい小説の書き方 制限時間:15分 読者:167 人 文字数:576字 お気に入り:0人
部屋の明かりをつけなくともいいと鬼鮫に言ったのはイタチだった。窓際で月明かりを拾いながら本を読んでいたイタチが、自分と同じく淡い紫に染めた爪で、最後のページを 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:飴子 ジャンル:NARUTO お題:小説家の栄光 制限時間:15分 読者:105 人 文字数:497字 お気に入り:0人
出来るならあの赤い髪の子供を見付けて、もう一度だけ優しい瞳に語りかけてやりたかった。臨む水面がたぷたぷと揺れている。美しい青と表現したかったが、そうするにはあま 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:飴子 ジャンル:NARUTO お題:何かの血 制限時間:15分 読者:111 人 文字数:528字 お気に入り:0人
私は風の国と火の国の丁度境の辺りで、宿を開いております。二代前から続く老舗を売りにしているものですから、家屋に少々傷みもありますが、手入れは十分に行っており、質 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:飴子 ジャンル:NARUTO お題:大きなコンサルタント 制限時間:15分 読者:107 人 文字数:394字 お気に入り:0人
殺しを始めた年齢の頃には、もう一人で生活する事にも慣れきっていた。いわゆる家族という存在の記憶がまるでなかった為、赤ん坊の時にはすでに捨てられていたのかも知れな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:飴子 ジャンル:NARUTO お題:誰かの巨人 制限時間:15分 読者:98 人 文字数:531字 お気に入り:0人
まだ五つ程の幼い頃の話だ。黒い巨人に追い掛けられたと散々泣いて、兄をたいそう困らせた事がある。綺麗なオレンジ色の夕焼けが空を染めている頃の事で、アカデミーから帰 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
驟雨に惑う ※未完
作者:シンリ ジャンル:NARUTO お題:無意識のにわか雨 制限時間:15分 読者:105 人 文字数:175字 お気に入り:0人
パンッと乾いた音が部屋の中に響いた。 気が付くとテマリは目の前の男の頬に平手をくらわせていた。 予想以上に力が入っていたらしく男の頬は赤く腫れ上がっており、打 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
お世話 ※未完
作者:匿名さん ジャンル:NARUTO お題:帝王の事件 制限時間:15分 読者:507 人 文字数:428字 お気に入り:0人
無茶苦茶だ。イルカは顔を歪めた。目の前に火影が座っているが構うものか。「どうして上忍を家にあげなきゃいけないんですか。」「だからいったろう、イルカ。社会科見学 〈続きを読む〉

USYS(るりなさんだよ)の即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:USYS(るりなさんだよ) ジャンル:NARUTO お題:東京私 制限時間:15分 読者:497 人 文字数:799字 お気に入り:0人
「俺、お前のこと好きなんだってばよ」「へえ、そう」 うずまきナルトの一世一代の告白は、こうして流されて終わった。 告白された相手、サスケはと言うと、ナルトのベッ 〈続きを読む〉