ジャンル:アイドルマスターsideM お題:穏やかな夏 制限時間:1時間 読者:216 人 文字数:1118字 お気に入り:0人

星を見る人/欲しを廻る日と ※未完


硲から見た舞田のはなし(教師時代捏造)
※1stパンフレットインタビュー内容に触れています
※ゲーム中では舞田・山下「くん」呼びですが、過去話なのでわざと漢字表記にしています


彼と初めて会ったのはまだ教諭をしていた頃。若葉色のクッション越しの木陰でも日差しの眩しい、夏のことだ。

「ミスター? あれっ?」

キョロキョロと左右を見回す動作に合わせて金の髪が揺れる。風を受ける稲穂を思わせる光景は日差しよりも眩しく、彼の周りをキラキラと光が舞っているように見えた。
(・・・彼は宇宙人なのかもしれない)
硲は暑さに溶けた思考でふと思う。
名は体を表すという。彼は光の中で舞う類のーー例えば豊穣の妖精のようなーー自分とは違う何かなのかもしれない。
私とは違う生き物で、同じ人間で、教師(彼はまだ実習生だが)である。
理解していても「宇宙人」だと思いたいほど、彼・・・舞田類は、硲の30年程の人生では計れない規格外の人であった。
出会ってたった数日にもかかわらず、予想もつかない発案、想像外の言動、それでいて親しみやすい笑顔。
「想像できない」という未知は若干の恐怖と好奇心を生み、そして知ることで安堵と親愛に変わる。人間関係も知識も共通している。それに留まらず、胸の奥から深い感動と尊敬が湧き上がるのを感じていた。
しかし、その感情を表す言葉が見つからず、硲は舞田の気さくな笑顔に口を閉じるのが常であった。
(嫌われていなければいいが)
友の多い彼から見れば自分の対応はさぞ無愛想だっただろう。
沈みそうになる思考を引き上げる。まずは舞田を呼ぶのが先だ。あのまま陽射しに照らされていれば、熱中症になりかねない。

「舞田君」
軽く背を払い、木に凭れかけていた身体を起こす。呼びかけに気付いた舞田がニッコリと笑い、手を振って駆け寄ってくる。
その姿を眼鏡越しに見つめる。
「ミスターはざま!探したよ〜」

キラキラ。キラキラ。星のような金色が揺れる。
日陰に来てもなお眩しい金の虹彩を紫の目に映し、硲は口を開いた。

「ああ、すまない。確認したい事項があったので席を外していた」
「MAJIMEだね〜! 職員室で聞き回って「お前はいつから数学担当になったんだ」って怒られちゃったよ☆」
「む・・・。もし私のせいで不真面目だと捉えられているのなら、説明して回ろう。舞田君は勤勉な実習生だ。教壇に立つ日が待ち遠しい」
「thanks! でも冗談だからNOproblem、だよ。でも・・・俺は少し、教壇に立つのが怖いな」
「『こわい』」

思わず復唱する。
その驚愕ーー舞田と恐怖という感情がうまく結びつかなかったのだーーをどう取ったのか、

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