ジャンル:Undertale お題:冬の宿命 制限時間:15分 読者:421 人 文字数:811字 お気に入り:0人

snow ※未完

今日はいつもより寒さが厳しいな、と皆が口々に言っている。かじかんだ手をさすりながら、私はいつものようにグリルビーの店へ向かっていた。いつでも雪に覆われているこの街では寒さはいつものことだからきっとこのぐらいなのだろうと思っていたが、ここに住んでいる時間の違いを思い知らされる。途中会った子供が、いつもはしていない防寒着を羽織って楽しそうに雪遊びをしている。いつもよりも雪が綺麗に見えるのは、きっと身体だけが寒さを理解しているからだろう。
「よぉ」
いつもよりその不遜な声が聞こえやすいのは、きっと感覚が寒さのせいで研ぎ澄まされているからだろう。後ろからかけられた声に振り向くと、青い上着を羽織ったサンズがいた。
「やあ、サンズ」
「いつもより鼻が赤いぜ、サンタとの仕事は順調か?」
「あの人はいつだってトナカイ使いが荒いんだよ」
つまらない冗談を交わすのを楽しいと思い初めて、暫く経つ。そしてこの日常に慣れてからも、暫く経つ。そして、これからもずっとこの日常は続くのだろう。
「こっちでの生活には慣れたか」
「うん、楽しいよ」
前いた場所も、よく雪が降っていた。とは言わなかった。何となく、彼らの前で以前の話はしたくなかった。まるで戻りたがっているかのように聞こえるのを恐れているのだと思う。
会話が途切れる。2人そろって、目の前をはらはら落ちていく雪を見つめていた。本当に今日は寒くて、どうもいつものように軽く話をする気にもなれない。サンズは私の目を少し見つめた後、突然私の頭をそっと撫でた。頭に乗っかっていた雪をはらってくれたのだろう、が。
「……きっと寒いからだ。君の優しさが嫌に沁みる」
その動作が、どうも人生で一番一緒に過ごしてきた2人と似ていて、どうも2人の優しい眼差しを思い出させるようで、私は熱い何かが目尻から零れだすのを止めようと目をつぶった。
「そうだな、今日は寒いからな」
サンズはただ前を見ていた。

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:記録にない私 制限時間:15分 読者:24 人 文字数:1105字 お気に入り:0人
※ゲーム本編後※さんすた『ほう、つまり私についての記述は全て抹消されている、と』「ああ、オレとフォロワーズ以外、あんたの話は愚か、研究所の資料にすらあんたの事は 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:セクシーな宇宙 制限時間:15分 読者:27 人 文字数:919字 お気に入り:0人
※ゲーム本編前※さんすた「サンズ君、先日の空の話は覚えているかい?」「ああ」二人で並んでベッドに横たわって、アンタは天井を見上げていて、オレはそんなアンタを見て 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:彼と成功 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:819字 お気に入り:0人
※ゲーム本編前※さんすた何を成功と定義するか。辞書にはこう記載されている。『計画などがうまくいき目標が達成できたことや、社会的に一定以上の地位を得たことを指す。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:うへへ、月 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:881字 お気に入り:0人
※TPルート数年後※フリアン※フリスクは男の子「うへへ」「どうした、気持ち悪い笑い声などあげて」ついつい堪え切れずに変な笑い声が漏れた。すぐさまアンダインから突 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:失敗の豪雪 制限時間:15分 読者:46 人 文字数:948字 お気に入り:0人
※ゲーム本編前※博士+骨兄弟のほのぼの雪遊びがしたい、とパピルスが言った。それならスノーフルに行けば良いか博士に外出許可を取ろうとしたところ、何かしらの事故があ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:あゆ ジャンル:Undertale お題:わたしの好きな夜中 制限時間:15分 読者:45 人 文字数:789字 お気に入り:0人
※帰ってきてる博士います「サンズくん、ね、サンズくん」「おい…いま、何時だと思ってんだ」寝返りと同時に漏らした言葉は眠いから起こさないでと訴えるように曖昧だった 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:つまらない動揺 制限時間:15分 読者:47 人 文字数:875字 お気に入り:0人
※ゲーム本編前※さんすた※ガスフォロの口調とか捏造「博士、首のところ、虫刺されですか?」一号君の言葉に慌てて首を押さえた。押さえてから気付く。この反応は不自然だ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:Krone ジャンル:Undertale お題:誰かの帝王 制限時間:15分 読者:41 人 文字数:899字 お気に入り:0人
多分、この世界は、誰かの想いでできている。昔、ウォーターフェルから流れ着いたビデオゲームの内容を思い出した。地上にでも行かない限り、攻略本なんて手に入る事は難し 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:めっちゃ駄洒落 制限時間:15分 読者:36 人 文字数:905字 お気に入り:0人
※ゲーム本編前※さんすた※帰ってきた博士設定「お笑いの本、ですか?」博士に今日の課題と言って渡された本をぱらぱらと捲った。ジョーク集。今までにないジャンルの本だ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:夢々きらら ジャンル:Undertale お題:未熟な成功 制限時間:15分 読者:47 人 文字数:915字 お気に入り:0人
※ゲーム本編前※さんすた――サンズ君、もし僕が躊躇う事があったら、その時は何も聞かずに背中を押して欲しい。それはオレが初めて聞いた、ガスターからの願いだった。― 〈続きを読む〉

赤櫛の即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:Undertale お題:君の事件 制限時間:15分 読者:713 人 文字数:760字 お気に入り:0人
サンズがフリスクに惚れた話嗚呼そうだ、これは問題だ。それも単純な話じゃあない。手元のケチャップを飲み干して、サンズはさも困惑していると言った様子でグリルビーに語 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:Undertale お題:凛としたオンラインゲーム 制限時間:30分 読者:777 人 文字数:1072字 お気に入り:0人
サンフリ「あぁもう!」失敗した。ゲーム機を投げ捨ててソファに埋もれる。これで14回目の失敗だ、もういっそ難易度を変えてしまおうか、ああでもそれは何となく嫌だなぁ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:Undertale お題:黒尽くめの策略 制限時間:15分 読者:807 人 文字数:906字 お気に入り:2人
サンフリ息はあがりきって、足は棒みたいで、視界は涙で霞んで、それでも足を止めてはいけないと走り続ける。それが無駄な抵抗だと分かっていても、そうしなければならなか 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
snow ※未完
作者:赤櫛 ジャンル:Undertale お題:冬の宿命 制限時間:15分 読者:421 人 文字数:811字 お気に入り:0人
今日はいつもより寒さが厳しいな、と皆が口々に言っている。かじかんだ手をさすりながら、私はいつものようにグリルビーの店へ向かっていた。いつでも雪に覆われているこの 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:刀剣乱舞 お題:怪しいドロドロ 制限時間:15分 読者:324 人 文字数:837字 お気に入り:0人
偶に、どうしようもない感情がこみ上げてきて吐きそうになる時がある。そういう時は本丸の厠の一番奥の個室で蹲るのが常になっていた。今日も僕は便座に手を置きながらゼー 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:ダンボール戦機 お題:シンプルな善人 制限時間:15分 読者:334 人 文字数:917字 お気に入り:0人
通り雨がミソラタウンを通っていった。突然のそれは容赦なく街の色を暗くして、ついでと言わんばかりに俺を濡らしていった。使い物にならない折り畳み傘を出す気にはなれな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:ダンボール戦機 お題:くだらない儀式 制限時間:15分 読者:455 人 文字数:1119字 お気に入り:0人
こんな大雪だ、客なんてこないさ。レックスは低く笑いながら看板を店内に仕舞って、closeと書かれた看板をドアに掲げた。開いたドアから見えた外界は白に染まっていて 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:戦勇。 お題:フニャフニャのオチ 制限時間:15分 読者:624 人 文字数:1369字 お気に入り:0人
よくわからない空間にいた。確立した空間といえば床ぐらいで、終わりの見えない左右だとか白くてどこまで高いのか判別出来ない天井だとか、そのうち果たしてこの空間は"白 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:ダンボール戦機 お題:求めていたのは深夜 制限時間:15分 読者:555 人 文字数:768字 お気に入り:0人
光はあまりにも目に痛い。そう思い始めたあの時から、きっと俺は真っ当な人生を送れていないのだろうと思う。俺が間違ったのではない、俺はあまりにも憎しみを糧に日々を送 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:赤櫛 ジャンル:ダンボール戦機 お題:簡単な駄洒落 制限時間:15分 読者:668 人 文字数:1081字 お気に入り:0人
Day-0あまりにも彼は、人間らしからぬ行動を最期に死んでしまった。自ら生を手放し横文字を気障に囁いて彼は逝ってしまった。爆発音は聞こえなかった、そこは広大な真 〈続きを読む〉