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stiff brain

サンフリ


息はあがりきって、足は棒みたいで、視界は涙で霞んで、それでも足を止めてはいけないと走り続ける。それが無駄な抵抗だと分かっていても、そうしなければならなかった。
どうしてこうなったの?どこで間違えたの?ねえ、私たち"友達"にはなれないの?聞きたい事はたくさんあった。それの答えがもう数えきれない程の数になってしまったタイムラインなのだ。どうあがいても、あるハズのトゥルーエンドに繋がるタイムラインを見つけられないまま数多の生を互いに潰しあってきた。それが、彼を変えてしまったのだろう。
――あの骸骨から逃げなければ!
今回は異常だった。私がこのタイムラインを諦めてリセットを押そうとした時、彼、サンズの左目が煌々と光り、背後にあるはずのリセットボタンはサンズの前に移っていた。今までにない事だった。そう、異常、なのだ。
元から気配はあった。妙に私を気遣い、私と他人との接触を減らそうとしている節はあった。なのに、それが彼なりに考えた末の行動なのだと信じて疑わなかった!どうして、その"考えた末の行動"の正体を知ろうとしなかったのだろう!
「お前が死ぬのを何度も見てきた」私の手首を掴みそう言い捨てたサンズの目は本当に苦しそうで、嗚呼、私の行動はこんなにも彼を傷付けていたと悲しんだ。それだけで、済めばよかったのに。
だから、これが俺のお前への、お前に対する決意だ。そう言ってサンズは、私に枷をつけようとした。言葉のあやではなく、本当にだ。そしてそのまま、自分の部屋に閉じ込めるつもりなのだ。
私は、帰らなきゃいけない。早く王と会って、あの可哀想な花を倒して、地上へ皆を誘い、そしてハッピーエンド。それでいいじゃないか!
――本当は、分かっていた。いつからか彼の目線に乗せられていた思いも、言葉の端々から読み取れる感情も、全部。
――でも、じゃあ、どうすればよかった??人間とモンスターは、あまりにも違いすぎるのだ。命の長さも、何もかも。
気が付けば、最初に彼と会った場所に辿りついた。もう身体は限界で、私はそっとその場に崩れ落ちる。その時。

「よォ、小僧」

手首の冷たい感覚に、そっと目を閉じた。

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