はっきゅん ※未完

「ちっちゃな体で、よくがんばったよな」

何を言ってる、そのちっちゃな体で。

あの時、自分がどうしてそこにいたのかよく覚えていない。
絶対に誰にも見つけられない、運び出されもしない場所で、このまま朽ちていくのだと思っていた。
それが女の子4人に見つけられ、「バレー部復活!」とペイントされ、また戦車道に赴くこととなった。

バレー部。
…私が頑張っていた頃は、花形ではなかったか。
なんだ、今では部活もままならないのか…

4人のうち3人は、当時では考えられないほど長身の……なんともたわわな。
こんな女の子たちが頑張っているのに、廃部とは…

で、キャプテンは……当時では、考えられない。

大体、バレーやバスケは、まず身長がものをいうのだ。

なんで、こんな小学生みたいな子が、キャプテンなんだよ!!

そんなんだから廃部になったんじゃないか…と言いたいところを抑えて、自分の新たな道を確認した。



へたくそだなあ…

と思ったのは最初だけだった。
最近は、戦車道をやらない女の子が多いらしい。
だから、高校生になって初めて戦車に乗るとか普通らしい。
昔はなあ、戦車道をやらないといいお嫁さん、
いい職業婦人になれませんよと言われて、
家庭の躾もあったし、少なくとも小学校高学年では
体験乗車くらいは普通だったのに。

そして、自分のスペックの低さに落ち込む。

申し訳ない、これが戦争なら、私は「ブリキの棺桶」だよ。

でも、この子たち、何も考えずに乗り込み

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