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飲んで飲まれて※冬東 ※未完




「飲んでください」
疲れがとれますから、と出された飲み物の真意を知った上で、飲み干す自分も相手と同じくらいたちが悪いと冬島は思った。





「ごめんね、ハルちゃん」
くたくたにさせて、と付け足せば本当ですよと返ってきた。

「……興味本意で、ちょっと垂らしただけだったんですが」

「……どっから貰ったの?」

「大学の知り合いですよ」
冗談半分で受け取ったんですけど、本当でしたねと呟く東に「飲まされた身にもなってよ」と冬島は言った。

「分かってて飲んだでしょ?」

「……言い方と表情がね」
何やら探求心に溢れていたから。

「……疲れとれました?」

「お陰様ですっきり」

「なら良かった」

あとはゆっくり寝てくださいと東は笑う。
シーツを身に纏っただけの東はとろりと眠たげな眼で冬島にくっつく。

「ハルちゃんも大分お疲れだったんじゃない?」
冬島はそんな東をぐっと抱き締めた。

「……論文やら書類仕事が少し重なって」
いつもより少し睡眠時間は減ってました。

「論文ってこの前も書いてなかった?」

「あれは大学の一般的な論文です。今回はトリオン研究の方で」
書いているのは楽しくて苦痛ではないんですが……と目を閉じ言う東の顔に冬島は手でそっと触れた。
目の下の隈は色濃く、消すことは難しいだろう。何よりきっと本人は消す気などなさそうだが。

「……貴方に会えないのは堪えました」

「えっ?」
文句がないのを良いことに、冬島は東の顔を触れたり眺めたりと好き勝手していたが、東の急な発言に冬島は戸惑いその手を止めた。

「?冬島さん」
どうしました、と目を開き尋ねる東は自分の言ったことを理解しているのだろうか?

「ううん」
久しぶりにデレたこいびとに

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