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はなのはなし

(オリキャラ居るよー)

【花の話】

唐沢リコは花屋で花を眺めていた。
玉狛第二のリビングルームが殺風景だったので花でも生けてみようと想ったのだ。テレビドラマで
リビングルームに花が飾られているのを見て真似てみることにした。

「誰かに花でもあげるのかな?」

親しげに話しかけられて振り向くと居たのはおじとなっている唐沢克己だ。
血縁関係は無いのだが面白がって唐沢がリコを姪っ子と言うことにしたのだ。

「リビングに飾りたくて、おじさんは? お見舞いの花でもあげるの?」

「単に君を見かけたから来ただけなんだけどね。それに最近はお見舞いで花は好まれないし」

「? そうなの?」

「楽なのは現金と言うね」

見舞いの品というのは面倒なものらしい。唐沢はスマホを出すと操作していた。

「誰から」

「会議の話だ。時間はあるし、何か奢るよ。花は私が買おう」

ありがとう、とリコが言い、唐沢と共に花屋に入る。数十分後、

「枯れづらい花だって」

ブリザーブトフラワーという花を特殊な薬品に付けた花にした。花瓶付きだ。値段はかなりだったが
唐沢が出してくれた。

「いつかはこれも枯れるけどね」

「花は枯れて欲しくないのかな」

「そうかも知れないね」

唐沢は笑う。
硝子ケースに入った花もあった。花びらは、柔らかかったけれど

「鋼鉄みたいに花が咲いていた島があったよ。武器になったんだ。綺麗だったけど」

前のことを話したくなって、リコは話題にする.唐沢は、その話を聞くことにした。
荷物は唐沢が持っている。それぐらいはするべきだったからだ。


【Fin】

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