ジャンル:みの夏 お題:壊れかけのロボット 制限時間:30分 読者:136 人 文字数:980字 お気に入り:0人

I'l promise you



「榊」
「恭二さん...おはようございます」
「おはよう」

事務所で一人雑誌を読む榊を見つけた。
何があったわけでもないのに顔を見ていると申し訳ない気持ちになる。
きっかけはみのりさんだ。

「俺にはもうピエールと恭二、プロデューサーっていう家族がいるからね」

海外挙式のグラビアでみのりさんがそう言った。
みのりさんと榊が恋人同士だというのは意外に早く教えてもらって、俺もピエールも秋山達も知ってる。
仲も良さそうだと思う。

「(みのりさんはお前と結婚するつもりがないけど良いのか、なんて聞けない)」

今も榊はきっと昨日海外から帰ってきたみのりさんが事務所に来るのを、榊自身は1日オフなのに待ってる。

「榊、それ」
「うん。みのりさんのオススメ...モデルさんのポージングがキマってるって言ってた」
「流石みのりさんだな」

とりあえず何か話しかけようとして榊をよく見ると、榊が見ていたのは俺たちの仕事と同じブライダルのグラビア。
これならもしかして。

「榊は憧れのプロポーズとかあるのか?」

ピタッっと笑顔だった榊から表情が消える。
ピエールもだけどアイドルって中には動かないと人形みたいに見えるやつもいるんだな。
長い睫毛をパチパチと動かして、ようやく榊が喋る。

「俺、まだ学生だから...プロポーズするとか、されるとか考えたことない...」
「学生だから、か?」
「うん...」

意外だった。学生ってもっとそういう夢を見てるもんだと思ってたから。
昔を思い出しても子供なやつほど誰が誰を好きとか恋人とあんなことしたとかではしゃいでた記憶がある。

ギィ

「おはようございます」
「みのりさんおかえりなさい」
「はよーっす」

事務所の扉が開いてみのりさんが現れた。
みのりさんは榊を見つけると嬉々としてお土産を渡す。

「今日は夏来くんだけ?」
「うん...みんなオフだよ」
「わざわざありがとう、ハイジョーカーへのお土産は今度にしようか」

今なら言えるかもしれない。

「みのりさん、クラビアの時榊の事考えました?」
「ははっそうだね。いつかそんな日が来たら良いと思って演技したよ」

からかってるのを読み取ってみのりさんは笑った。
グラビアの内容を知らない榊はちらっと雑誌を見てプロポーズのないように思いを馳せたんだろうな

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


見つかりませんでした。

ムスゴ@8/26 東7き55aの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:苦い動機 制限時間:1時間 読者:40 人 文字数:1458字 お気に入り:0人
「みのりさん、恭二さん、ピエール...また明日」「また明日、夏来くん」「じゃあな榊」「バイバイ!」夏来くんが事務所から家へ帰宅したのを見届けて、恭二が俺に耳打ち 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:忘れたいあの人 制限時間:2時間 読者:52 人 文字数:3344字 お気に入り:0人
※事務所にシャワールームがありますその日は台風が関東に上陸すると、昨日からニュースではひっきりなしに特集されている。ほんの少し自分の恋人のことが気になって、手帳 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:大人の薔薇 制限時間:1時間 読者:53 人 文字数:1533字 お気に入り:0人
※未成年が誤ってアルコールを摂取します。部屋で1番大きな窓を開けて、涼しい風が部屋に吹き渡る。俺の膝の上に頭を乗せた夏来くんは、開口一番に謝った。「...ごめん 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:憧れの豪雪 必須要素:アメリカ 制限時間:4時間 読者:72 人 文字数:957字 お気に入り:0人
ロンドンの夜は深まり、濃い霧が光を覆っては不気味な雰囲気を醸し出す。屋敷の扉を開くと1人の人影が現れた。「おかえりなさい...」「今夜のカーチェイスも味気なかっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:小説家たちの殺し屋 制限時間:15分 読者:74 人 文字数:495字 お気に入り:0人
膝の上に安らかな寝息。仕事も忙しく定期テストもあった1週間が終わって、クタクタの夏来くんは事務所に着くなり俺の膝を借りて寝始めた。硬いであろう膝で恋人は幸せそう 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:狡猾な祝福 制限時間:15分 読者:67 人 文字数:1232字 お気に入り:0人
7人乗りの新車を駐車場に入れるのは、何度やっても緊張する。社長が気前よく自腹を切った社用車第二号は主に社長の利用するものだけれど、仕事が増えた今の315プロダク 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:ゆるふわ愛され「うりゃぁ!」 制限時間:15分 読者:72 人 文字数:910字 お気に入り:0人
バレンタインには...プレゼントを、俺もジュンもみのりさんもたくさんもらった。お菓子。バスフィズ。すごろく。...それに、綺麗になるもの。プロデューサーさんが 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:穢された水 制限時間:15分 読者:141 人 文字数:1387字 お気に入り:0人
※アニマス2話時空アイドルが好きだ。キラキラと光る姿は本当に目が話せないほど綺麗で見惚れてしまう。スカウトがきたときは驚いたけどピエールと恭二と3人なら俺もきっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:壊れかけのロボット 制限時間:30分 読者:136 人 文字数:980字 お気に入り:0人
「榊」「恭二さん...おはようございます」「おはよう」事務所で一人雑誌を読む榊を見つけた。何があったわけでもないのに顔を見ていると申し訳ない気持ちになる。きっか 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ムスゴ@8/26 東7き55a ジャンル:みの夏 お題:楽しい私 制限時間:30分 読者:121 人 文字数:706字 お気に入り:0人
「本当に...?」「うん、ちょっとだけだけど一緒においで」「行く」事務所のホワイトボードの前で夏来くんに出会った。俺の仕事終わり時間は伝えてたけれど、夏来くんは 〈続きを読む〉