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フォルスとカゲロウの他愛も無い朝の風景

「兄貴ー、朝だってば。兄貴ー」
 ゆさゆさと体を揺さぶられて、フォルスは閉じていた目を開けた。
 それは、フォルスにしてみればいつものことだった。
 フォルスは、なぜか自分では起きる事ができない。カゲロウが響友として自分の傍に居るようになってから、それが日増しに顕著になっているようでもあった。
「ん……カゲロウ、おはよー」
「何ノンキに言ってるんだよ、兄貴! もう授業始まっちまうじゃねーかッ」
 のそりと体を起こすと、カゲロウは朝ごはんの準備を既に済ませてテーブルについていた。「ほらッ、兄貴もこっち来て朝ごはん食べろよ」
 その後は速攻着替えて学校までダッシュだからなッ。
 そういい終わる前に、カゲロウは焼きたてカリカリのパンを口いっぱいに詰め込んだ。
 二人でこうやって学校に通うために住みだしてからというもの、家事はもっぱらカゲロウの仕事になっていた。
 しかし、一つだけフォルスにもできる事はある。
 火にかけてあったケトルが蒸気を出して湯が沸いた事を知らせている。立ち上がりかけたカゲロウを制して、フォルスは微笑んだ。
「あ、オレがコーヒー淹れるよ」
 料理は積極的にしようとは思わなかったフォルスだが、飲み物を淹れるのは得意だった。
「もう、そういうときだけ嬉しそうなんだから、兄貴は」
 顔に出てしまっていたのだろうか、カゲロウにそう言われてフォルスは苦笑した。

「そういえば、街の南の方に湖があるの知ってるか?」
「ん? そういえばあったかもしれないな」
「そこに、ずーっと釣り糸を垂らして座っているおっさんがいるんだってさ」
「はは……なんだか、世捨て人みたいだね」
 その人は、そうやって何を考えているのだろうか。少し興味がわいた。
「今度、休みの日に行って見ようか、カゲロウ?」
「しゃーねーな、兄貴がそういうなら」

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