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幻覚と現実【鶴さに】

もうすぐ照り輝く日は沈んでいく。
俺は何も考えずただ、前へと走っていく。
「そんなに俺を追いかけて楽しいかい?」
真っ直ぐ走りながら後ろから追いかけてくる相手に問い掛ける。
ただし、相手からの返事はない。
相手もただ俺を捕まえることしか考えているのだろう。
「ははっ、面白いやつだ。」
俺は呑気に笑いながらひたすら前へと走っている。
目の前には十字路が現れれば、迷わず真っ直ぐ突き進む。
俺の記憶が正しければ隠れ場があるはずだ。
数分後、俺が予想した通り隠れ場があった。
先客がいたようだ。
「お前も逃げているのかい?」
話し掛けては静かに頷く。
同じく逃げている側だったらしい。
隣にドカッと座ってはホッと一息をつく。
追いかけてくる相手はその場をキョロキョロして、先程の十字路を右に曲がった。
静かに日が沈んでいく。
「そろそろ夕餉の時間か。一緒にいくかい?」
一緒に隠れていた相手の手を取り、その場から出ていった。
暗い場所だったのか顔ははっ綺羅見えなかったものの、今は見える。
それはまあ、大層美人な奴だ。
「見つけたよ、鶴さん?」
ニコニコしながら追い掛けていた相手のお出まし。
それはまあ、今まで見たことのない怒った顔だった。
「案外すばしっこくて捕まえるのに苦労したよ。」
俺の腕を掴んでは、本丸へと引っ張られる。
先程あった人物の姿は見えない。
掴んでいた手もいつの間にか消えていた。
それもそうだ、彼奴は死んでいるはずの主だからな。
「鶴さん?何か見えたの?」
「いいや、何でもないぜ。夕餉の時間だろう?早くいこうぜ。」
クスクス笑いながら、光坊と本丸へと帰っていく。
光坊に追いかけられてたのは、光坊に仕掛けた驚きがバレたからだ。
~End~

解説
*怒る光忠と怒られる鶴丸のはなし。
*出会った少女は先日亡くなった主。
*鶴→(←)さに

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