ジャンル:ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE お題:私と喜劇 制限時間:1時間 読者:84 人 文字数:575字 お気に入り:0人

魔術師と喜劇


飛王の駒として共に旅をしている魔術師は、旅自体が喜劇なのではないかと最近思っている。

喜劇。

観客を笑わせる劇。

観客というとこの場合だと飛王だろうか。

(オレは道化師の役割を演じてるみたい、で)

考え出すと、とまらなかった。

悪いほうへ悪いほうへと思考がながれる。

一行の関係はそのうちに破綻。

インフィニティ、セレス国、日本国へと一行がきたとき。

ファイは次元の魔女に、ふと漏らしてみた。

漏らしたのは、どんな返答がくるかという理由からだ。

そうねぇと水かがみにうつる侑子が言う。

「でも、今は貴方はそうではないでしょう?旅も喜劇ではないわ」

ぱちくりまばたきをし。

侑子をファイは見つめた。

「旅で貴方が得たものもあるでしょう?手放したくないものも」

ファイは頷く。

「対価はあとでいただくとしましょう。例のあれ、貴方のもとへ事づけておいたから。ほどなくして届くと思うわ」

侑子の姿が消える。

しばらくファイは水かがみを見つめていた。

喜劇なんてそれは飛王からみた場合だろう。

侑子のとおりだと思った。

旅はまだ終わってはいない。

喜劇でない終わりにするためにまだやるべきことがある。

知世姫から、大けがをした黒鋼が目を覚ましたと聞いたのはそれからすぐのことだった。


end







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