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これも一つの青春

TPルート後の地上話、サンフリ♀
※フリスクがオリキャラ要素強め注意



最近新しく買い替えた携帯電話の画面を見る。
華の女子高生の携帯にしては多少武骨ではあるが、私はこの携帯がとても気に入っている。
ただ、幾ら気に入っているとは言っても、うんともすんとも言わない待ち受け画面をただ眺めているだけでは飽きてくるというもの。

「サンズ遅いな…」

今日はサンズに何度もお願いしてもぎ取ったデートの日だ。
にも関わらず、待ち合わせ場所にサンズの姿はない。
近道(ショートカット)なんていうよく分からないけど便利な能力を持っているくせに、彼は時間にルーズだ。
まあ、一応働いているのだし(何の仕事かは知らないが)、急用が入ったのかもしれない。

暫くそのまま携帯の画面を眺めていたが、ふと見知った気配を背後に感じて顔を上げた。
その直後、視界がぶれる。

「まったく…そうやって何時間もオイラのことを待っているつもりか?」
「サンズ!!」

くるりと振り返り、抱き着く。少し冷たい骨の感触に、つい頬ずりしてしまう。
ついでに軽く辺りを見渡すと、グリルビーズのカウンターが見えた。

「だって、会いたかったんだもん。」
「オイラより、思春期の人間が過ごすべき相手は他にいるだろ?」
「私はサンズと一緒にいたいの!」

確かに普通の人間なら、今頃部活だのなんだので青春しているところだけど。
それよりも私は、私の大好きなサンズと過ごす時間を大事にしたいのだから。

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