ジャンル:Re:ゼロから始める異世界生活 腐向け お題:軽い善 制限時間:1時間 読者:97 人 文字数:979字 お気に入り:0人

【R18】過ちの善意【モブオト】 ※未完

 行商人として旅をしていた頃の話。商品を売り払ったため、フルフーを竜車小屋に入れて、そろそろ食事にしようかと考えていた時、一人の男性が店から締め出されるところを、オットーは目撃してしまった。ずいぶんとみすぼらしい格好で、顔色も悪い。大方、食べ物を恵んでもらおうと考えていたのかもしれない。そんなふうに観察していれば、その人物と目が合ってしまった。
 哀愁の漂う男性が、商人として駆け出したばかりのオットーには、たいそう憐れに思えたのか。オットーは一日は乗り切れるであろう金額のお金を彼に恵んだ。
 ちょっとした善意のつもりだった。男はそれを受け取ると、どこかへと走り去ってしまった。それを見送り、オットーは食事をしに店へと足を運ぶ。
 まさか、その行いが最悪な形で返ってくるとは知らずに。



 食事の後は一人で酒を飲んで、とても良い気分で店を出た。足元がふらつく。正直この状態で帰れるかは不安だが、酔っ払ったオットーにとっては些細な問題に過ぎない。
 そうして歩いていれば、オットーは誰かに腕を引っ張られた。フラフラな状態で、オットーは引っ張られた方へと歩く。すると人気のない場所で、突如オットーは押し倒された。頭をぶつけて、鈍い音が響く。
「いったぁい! なんれすかぁ!」
 呂律が回らないまま、オットーは文句を言う。しかし声は聞こえず、今度は身体に触れられ、そのまま何かが圧し掛かった。さすがにオットーも、ぼんやりとした思考で相手を見る。その人物は先ほどオットーがお金を恵んだ男だった。
「あれぇ~? しゃっきのひと」
 男は何も答えずに、オットーの服をまさぐっていた。そうして服をめくられ、いつの間にか外気に素肌を晒す。
「んん、ちょっと……なにして」
 抵抗しようとするが、酔って力の抜けたオットーの腕は、簡単に取られてしまう。男はそのまま、オットーの腕を頭上でまとめ、手早い動きで紐を使って硬く縛った。
「へ……?」
 未だ状況を理解できていなかったオットーも、その行動に蒼褪める。男はオットーの顔を掴み、未だ何も出来ずにいるオットーに口づけた。
「んんっ!?」
 無理やり舌をねじ込み、口の中を乱暴に犯していく。その行為に、オットーは逃げようと身をよじるが、男は逃がさない。歯茎をなぞられ、舌を絡められ、オットーは身の毛がよだつ感覚を覚えた。

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