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スーパープレミアムな恋人 (輝薫)

前職が医師だと聞いてもいまいちピンと来ることは無く、上京して以来世話になっている主治医のぼんやりとした白い頭を思い浮かべて、まぁ医者ってやつもいろいろいて当然なんだよなぁと曖昧な感想で自分を納得させた。
後になって聞いてみればアイツはアイツで俺の前職が弁護士であることに違和感を覚えたというのでそういう意味ではアイツも俺も前職が天職で無かったらしいと言えるのかも知れない。
メガネのフレームは直接に聞いたことは無いけれど、いつかのクライアントのところで同じ色を見たことがある。一見黒に見えるけれどナントカという特殊素材でできていて非常に軽く、曲がりにくいそれは紛う事なき高級品の類いだ。まじまじと見なければ気付かない、クライアントのように金があることをひけらかすように告げてくるわけでもないから随分と長い間気がつかなかった。
「何をじろじろ見ているんだ」
はぁ、と溜息ひとつ。ガウンを着た男は俺よりも細くてしなやかで、以前はメスを握っていた指先で視線の先のメガネを浚った。
こいつがシャワーを浴びるときはメガネを外したがるタイプなのだと知ったのは付き合ってからのことになる。それ以前はメガネケースを肌身離さず持ち歩いていたり、大風呂は避けたりとやたら肌を晒したくない付き合いの悪いやつだなとばかり思っていた。
「桜庭ちゃんのメガネをじっくり見れるのってコイビトの特権だなぁ、って」
湯上がりのたまご肌は日々のたゆまぬケアのお陰でつるつるすべすべのさらさらだ。指をくすぐる心地よさにうっかり溺れかけながらメガネのつるをなで上げる。肌には劣るものの滑らかな感触はなかなかお目にかかれないものだ。
つられるように桜庭が目を細める。気持ちが良いのか、それとも気分が良いのか。両方だと一番良いと思った。
「手が止まったぞ」
休んだ指を叱責する言葉は相当な糖分を含んでいて怒られたと言うよりも甘えられたと言う方が正しい。元医師の鋭い眼光は鳴りを潜め、可愛らしい桜庭薫が顔を覗かせる。その瞬間は何度味わっても癖になる。だからつい手を止めてしまうと知れたら本気で怒られそうだから言わないけれど。
「外して良い?」
両手を恭しく両端に触れさせると3cm上の頭が少しだけ俺より小さくなる。言葉の無い動作だからこそ、許可が分かりやすくて好きだ。
付けられたばかりの眼鏡をまたサイドボードに戻せばスイッチが一気にオンに変わる。
ちらりと見たそれよりも特殊素材の柔らかな唇が薄く開き、赤い舌が俺を誘った。

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