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【おそチョロ】闇と光【速度松】

暗闇と光は正反対だけれど、どちらかがなければどちらも存在できない、2つで1つのようなもの。

俺達も、光と闇のようなものなのだ。
たぶん、人間の大半は光を好むのだろう。

悪者よりもヒーロー。

犯罪者よりも警察官。

俺の兄、おそ松は絶対的な『光』だった。
そして俺は、おそ松兄さんと正反対の、嫌われものの『闇』だったのだ。


「お前さ、なんで授業出ねぇの?」

「……別に。授業なんて面倒臭いだけじゃん。」
「そうかぁ?まあ、お前は頭良いもんな。もともとは優等生だし。」

『もともとは優等生』

「授業出てこいよ。不良って呼ばれ始めてるぞ、いいの?」

『不良って呼ばれ始めてる』

「…いいよ。」
「え~?」
もう、いいよ。僕はこれでいい。


一年前。

おそ松に兄さんの位置にいたのは、僕だった。

頭が良くて、運動もできて、趣味が多くてどんなにモブ位置の人とでも話せる。

「チョロ松くん、すごいね!」
「チョロ松は大事な友達だよ。」
「チョロ松は私たちの誇りよ。」

「チョロ松」「チョロ松」「チョロ松」

だけど、ある時気づいたのだ。

僕と顔は同じなのに、正反対の兄に。

寂しそうな、悲しそうな表情。

だけど、瞳に宿された鋭い光の確かな俺への憎悪に。

その日から、俺は黒い世界の人間になった。


俺が『優等生』から一変、授業には出ない、すぐに殴り合いの喧嘩をする、教師への態度は悪い、いわゆる『不良』になったとたん、僕への視線は
僕と同じ顔をしたおそ松へ向かった。

日のあたる世界の人間になった兄さんは、明るくて優しくてかっこいい、『光』になっていた。

「まあ、どんなチョロ松も俺は好きだけどな。じゃあ、俺は行くから。これ、やるよ。」
駄菓子屋で売っているチョコ棒を僕へ放り、兄さんは爽やかに去っていった。

どんなチョロ松も好き、か。

僕も嘘つきだけど、兄さんも嘘つきだよね。


『闇』があるから、『光』がある。

だから僕は、闇へ自ら堕ちたのだ。

闇がないと、兄さんは光になれないから。

「チョロ松くん。」

ちらっ、とそちらを見る。

ああ、ダメだ。
闇の人間は、闇のままでいなければ。

「あのね…」

頬を薄桃色に染めた目の前の女を、思いきり冷たい目で睨んだ。

大丈夫。
兄さんは僕が守るから。

大好きな兄さんが、光でいられるように。

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