ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:黒尽くめの転職 必須要素:駄菓子 制限時間:30分 読者:217 人 文字数:997字 お気に入り:0人
[削除]

【おそチョロ】闇と光【速度松】

暗闇と光は正反対だけれど、どちらかがなければどちらも存在できない、2つで1つのようなもの。

俺達も、光と闇のようなものなのだ。
たぶん、人間の大半は光を好むのだろう。

悪者よりもヒーロー。

犯罪者よりも警察官。

俺の兄、おそ松は絶対的な『光』だった。
そして俺は、おそ松兄さんと正反対の、嫌われものの『闇』だったのだ。


「お前さ、なんで授業出ねぇの?」

「……別に。授業なんて面倒臭いだけじゃん。」
「そうかぁ?まあ、お前は頭良いもんな。もともとは優等生だし。」

『もともとは優等生』

「授業出てこいよ。不良って呼ばれ始めてるぞ、いいの?」

『不良って呼ばれ始めてる』

「…いいよ。」
「え~?」
もう、いいよ。僕はこれでいい。


一年前。

おそ松に兄さんの位置にいたのは、僕だった。

頭が良くて、運動もできて、趣味が多くてどんなにモブ位置の人とでも話せる。

「チョロ松くん、すごいね!」
「チョロ松は大事な友達だよ。」
「チョロ松は私たちの誇りよ。」

「チョロ松」「チョロ松」「チョロ松」

だけど、ある時気づいたのだ。

僕と顔は同じなのに、正反対の兄に。

寂しそうな、悲しそうな表情。

だけど、瞳に宿された鋭い光の確かな俺への憎悪に。

その日から、俺は黒い世界の人間になった。


俺が『優等生』から一変、授業には出ない、すぐに殴り合いの喧嘩をする、教師への態度は悪い、いわゆる『不良』になったとたん、僕への視線は
僕と同じ顔をしたおそ松へ向かった。

日のあたる世界の人間になった兄さんは、明るくて優しくてかっこいい、『光』になっていた。

「まあ、どんなチョロ松も俺は好きだけどな。じゃあ、俺は行くから。これ、やるよ。」
駄菓子屋で売っているチョコ棒を僕へ放り、兄さんは爽やかに去っていった。

どんなチョロ松も好き、か。

僕も嘘つきだけど、兄さんも嘘つきだよね。


『闇』があるから、『光』がある。

だから僕は、闇へ自ら堕ちたのだ。

闇がないと、兄さんは光になれないから。

「チョロ松くん。」

ちらっ、とそちらを見る。

ああ、ダメだ。
闇の人間は、闇のままでいなければ。

「あのね…」

頬を薄桃色に染めた目の前の女を、思いきり冷たい目で睨んだ。

大丈夫。
兄さんは僕が守るから。

大好きな兄さんが、光でいられるように。

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:りこた ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:黄色い償い 制限時間:30分 読者:65 人 文字数:657字 お気に入り:0人
【数字松】---一松サイド---あの日の十四松の「ごめんね」が俺の胸に呪いのように刺さって抜けない。俺に友達がいないからってあの変態博士に頼み込んで猫と話せるよ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:宿四暗刻 ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:光の動揺 制限時間:30分 読者:179 人 文字数:2884字 お気に入り:0人
【おそカラ】-------------------------------------------------------------------------- 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
Diva ※未完
作者:いろはな2450 ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:とてつもない女 制限時間:30分 読者:155 人 文字数:1085字 お気に入り:0人
毎年恒例、イタリア全土のマフィアの幹部が顔を合わせるパーティーには、それぞれ最も上物の女を連れてくるのが仕来りだ。ある者は国一番の美女を、ある者は極東から連れ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:宿四暗刻 ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:東京の恋愛 制限時間:30分 読者:330 人 文字数:2914字 お気に入り:0人
【レスバス】-------------------------------------------------------------------------- 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:栄光の仕事 制限時間:30分 読者:221 人 文字数:2584字 お気に入り:0人
ショタドン(15くらい)×マフィくん(30くらい)------------------------------------------------------- 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:勇敢な動揺 制限時間:30分 読者:291 人 文字数:2851字 お気に入り:0人
(おそカラ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いつかわかるだろうと先延ばしにしていることが、積もり積もって、いつの間にかわからないことだら 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:宿四暗刻 ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:青い夕方 必須要素:マクガフィン 制限時間:30分 読者:266 人 文字数:2959字 お気に入り:0人
(一カラ) 思春期の恋愛がもしかすれば気の迷いであったかもしれぬというのを、わかるのは結局、大人になってからのことである。一松は成人し、かつて思春期に芽生えた恋 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:紅禅@美術部員になりました ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:贖罪の銀行 制限時間:30分 読者:368 人 文字数:851字 お気に入り:0人
「どうしてカラ松は、こんな俺にも優しくしてくれるの」何時も通りの何分かの祈祷の後、隣にいたシスター――一松に尋ねられた。彼は少し前、この教会で働き始めたシスター 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:紅禅@美術部員になりました ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:どす黒い闇 制限時間:30分 読者:285 人 文字数:519字 お気に入り:0人
初めは純粋に、あいつのことが好きだった。あいつが好きだと感じるたびに、それだけで幸せだった。だけど、日に日に想いが募って、独りで抱え込むのが苦しくなった。眩しい 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:mirai@創作とか妄想垢 ジャンル:おそ松さん【腐向け】 お題:名付けるならばそれは博物館 制限時間:30分 読者:304 人 文字数:1162字 お気に入り:0人
※チョロおそハロワに行って、面接失敗して、求人雑誌を眺めながらため息をつくもう何回目だろうか。家路を辿る足は重い。玄関の戸を開けただいまと呟く。靴は兄のものであ 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:スーパーダンガンロンパ2 狛日 お題:穢された水 制限時間:15分 読者:2 人 文字数:607字 お気に入り:0人
「日向クン」名前を呼んでも返事がない名前を呼べば振り向いて眩しい笑顔で返事をしてくれる日向クンはいない絶望的だ。この世の中も、なにもかもキミがいないならどうでも 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:刀剣乱舞 お題:青い血液 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:371字 お気に入り:0人
それは、突然訪れた。前置きも、脈絡もなく、本当に唐突に。 風の噂で聞いたことがある。なんらかの影響で普通ではない特徴を持って顕現してしまう刀がいるらしい。例え 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:スーパーダンガンロンパ2 狛日 お題:穏やかな笑顔 制限時間:2時間 読者:4 人 文字数:1262字 お気に入り:0人
「ねぇ、予備学科」学校帰りの途中で待ち伏せされていたこいつは人の顔を見ては予備学科、無能、凡人なんて言葉で罵倒してくる。「なんだよ」わざとっぽくうざそうにしてみ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ぷよぷよ お題:最後の夜風 制限時間:4時間 読者:8 人 文字数:861字 お気に入り:0人
『お前が欲しい。』いつかその言葉を、心を、自分に向けて欲しいと。そう願ってしまったのはいつ頃からだろうか。=========================柄に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:テニスの王子様 お題:マイナーな理由 制限時間:30分 読者:7 人 文字数:341字 お気に入り:0人
財前光は見つめ続ける。白石蔵ノ介と遠山金太郎の人生を一人の登場人物として見守り続ける。なぜならば、わかっているからだ。彼だけは唯一、双方の人生をそれなり適当に、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:真・三國無双 お題:初めての人 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:211字 お気に入り:0人
「満寵殿は防衛に精通しているとお聞きしておりまが…」「え?防衛に興味があるのかい?防衛とは…で、罠が…さらに…」またやっている、と鍛錬を終えて料理屋に向かってい 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:スーパーダンガンロンパ2 お題:恋の職業 制限時間:30分 読者:9 人 文字数:619字 お気に入り:0人
「いーちまーい、にーまい、さーんまいよーんまい、ごーまい、ふぅん、これだけか」広いベッドの上で金札をパラパラとばら蒔く「なーんか、ツマラナイなぁあ、同級生でも襲 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:スーパーダンガンロンパ2 狛日 お題:夜のピアノ 制限時間:30分 読者:7 人 文字数:1002字 お気に入り:0人
暗い真夜中の夜忘れ物を取りに、と本校に足を運んだ時だった予備校の方から美しい音色が聞こえてきたのだ「予備校から、なんて。行きたくも無いけど」と自分に言い訳をして 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ゴールデンカムイ 金カム お題:女同士の春 必須要素:復讐劇 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:291字 お気に入り:0人
女は恐ろしい。それは人間も獣も同じ。殊に子を産まない雌のヒグマは質が悪い。暦の上ではとっくに春が来ているというのに、二瓶鉄造は深い雪に隠れるようにして獲物を狙っ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ヒプノシスマイク お題:壊れかけの姉妹 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:267字 お気に入り:0人
歪だと感じた。全く統一性がなくて、対のものだと言われなければ気づかない。並べたところでバランスもとれない。そんな双子の人形をもらった。「どっぽちん何それ」「…押 〈続きを読む〉