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小舟でオチのない小噺



「「おぉぉ……!!!」」

「どうでしょうか〜」

あぎりに突然、港へ呼び出された。無理やり着いてきたやすなと一緒に指定された所へ行くと、満足そうな顔のあぎりがそれなりの船から手を振っている。

「あぎりさん!これ、乗っていいの!」

「勿論で〜す、そのために用意したんですよ〜?」

私のそばを離れたやすなが、解き放たれた犬のようにあぎりの待つ船へ飛び降りて行く。

「あ、おいバカ危ないぞ!あとそれ私の仕事どうだからな!?」

私のバックアップを務めてくれているあぎりには、必要なものの手配を任せている。次の任務の目標は沖合に移動する拠点を置いていることから、丁度船が必要だった。

「よっ、と。うん……悪くないな」

私も船に飛び乗ると、船体のカモフラ、武装、強度、必要な色々を確かめる。

「どこから持ってきたの?」

「忍法を使えばこれくらい〜、ちょちょっと作れますよ〜」

やすなの問いにあぎりは笑って答える。あ、ちこっち見た。まぁ、流石にこれは作れないよな。

「忍法ってすごいね!あっ」

感心したやすなが何かに躓いて転ぶ。伸びていた手が引っかかったのは……モーターエンジンの制御盤。

「「うわぁぁぁ!?!?」」「わぁ〜」

アイドリングしていた船が、物凄い勢いで走り出す。物凄い勢いで走り出す。

「何やってるんだバカ!」

「だ、だってぇ……」

「ぶつかりますよ〜?」

猛スピードの船が、入港してきた小舟に突っ込んだ。赤と黒の何かが飛んで行った気がしたが、気の所為だ。多分。


「おいやすな……」

「ごめんなさい……」

「また、作りますね?」

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