ジャンル:うちのトコでは お題:そ、それは・・・コウモリ 制限時間:1時間 読者:21 人 文字数:1421字 お気に入り:0人
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コウモリ ※未完

ずっと、ずっと昔の事。

まだ栃木と群馬が「毛野国」と呼ばれるよりも前の事。

誕生して間もないの二人はあまりに無知だったが、もって生まれた好奇心で瞬く間にありとあらゆるものごとを学習していった。

ある日群馬は山奥に探検に出掛けていた。

山の中は熊や猪、鹿など危険なものがいるが、それもまた山の命であり、我らに恵みをもたらしてくれるものだと知ったばかりで群馬は山に興味津々だった。

…が、時にその興味と好奇心が身を滅ぼす事はまだ知らなかったのだ。

群馬が探検している山は麓に暮らす人々から崇められ、恐れられる山だった。
特に山奥は 神の領域 としてあまり立ち入る者は居なかったのだ。

群馬もそれを聞いていた。
だが、好奇心には勝てず、足を踏み入れてしまったのだ。

生い茂る木々の間を縫うように進むと、あるところに細い道を見つけた。
別に目的地も無いので群馬はその細い道に沿って進む事にした。

細い道はずっと続いていたが、太陽が傾き始めた頃、ようやく終点にたどり着いた。

細い道の先には、洞窟があった。
少し暗かったので、火を灯して中を照らすと中がはっきり見えた。

群馬の横を洞窟からの冷たい風が通り抜ける

群馬は自らの興味と好奇心に従い洞窟へ足を踏み入れた。

洞窟の中は暗くて、寒かったが、無性に落ち着く場所だった。

群馬は時が経つのも忘れてどんどん洞窟の奥に入って行った。

気がつくと、不思議な場所にたどり着いた。
たくさんの気配を感じる部屋だった。

こんな暗い暗い場所にどうして?

群馬はその場所に突っ立って、じっと周りを見渡した。

いきものなら、捕まえて持って帰って麓の人や栃木に自慢してやろう

群馬はこの前栃木と一緒に作った弓を構えた

静かに、いきものの気配を探す。

パタパタ、と頭の上から羽の音がした。

パタパタという羽音なら鳥か何かだろう

すかさず群馬は矢を放った。

獲物を仕留めたのだろうか、近くでべちゃりと何かが地面に叩きつけられる音がした。

群馬はそれが何か確かめようと音がした方へ近寄って、落ちてきた獲物を掴んだ。

よく見ると、群馬がまだ見たことのないものだった。

羽のようなものもあるがら鳥の持つそれとは確実に違う。

鳥のような嘴もなく、体のつくりも鳥とは全く違うようだ。

何だ、これ

群馬は気になって、ふと、不思議ないきものが落ちてきた方を松明で照らした。

すると

そこにはたくさんの光る目が、それをもつ何かが天井を埋め尽くすようにぶら下がっていた。

…!!!

驚いた群馬は声も出せずに、慌てて駆け出した。

その足音に驚いたのだろうか、その不思議ないきものたちも一斉に動き出した。

キイ、キイという高い声が群馬を追いかけてくる。

群馬は必死で逃げた。

どれくらい走り続けたのだろうか、群馬は洞窟の外へたどり着いた。

外は真っ暗だった

もうあの声は追いかけてこないだろう、と群馬はその場にへたり込んでしまった。

夜が明けるのを待って麓へ戻ると、麓で暮らす人からその不思議ないきものはコウモリだと教わった。

さほど人には害はない、とも言われたが、昨日散々追いかけ回された群馬にとっては怖いものでしかなかった。



数日経って、栃木が面白いものを見つけた、夜に見に来て欲しい、と言ってきたので、見に行くと、

あの時と同じ、光る目がひ



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