ジャンル:うちのトコでは お題:そ、それは・・・コウモリ 制限時間:1時間 読者:64 人 文字数:1421字 お気に入り:0人
[削除]

コウモリ ※未完

ずっと、ずっと昔の事。

まだ栃木と群馬が「毛野国」と呼ばれるよりも前の事。

誕生して間もないの二人はあまりに無知だったが、もって生まれた好奇心で瞬く間にありとあらゆるものごとを学習していった。

ある日群馬は山奥に探検に出掛けていた。

山の中は熊や猪、鹿など危険なものがいるが、それもまた山の命であり、我らに恵みをもたらしてくれるものだと知ったばかりで群馬は山に興味津々だった。

…が、時にその興味と好奇心が身を滅ぼす事はまだ知らなかったのだ。

群馬が探検している山は麓に暮らす人々から崇められ、恐れられる山だった。
特に山奥は 神の領域 としてあまり立ち入る者は居なかったのだ。

群馬もそれを聞いていた。
だが、好奇心には勝てず、足を踏み入れてしまったのだ。

生い茂る木々の間を縫うように進むと、あるところに細い道を見つけた。
別に目的地も無いので群馬はその細い道に沿って進む事にした。

細い道はずっと続いていたが、太陽が傾き始めた頃、ようやく終点にたどり着いた。

細い道の先には、洞窟があった。
少し暗かったので、火を灯して中を照らすと中がはっきり見えた。

群馬の横を洞窟からの冷たい風が通り抜ける

群馬は自らの興味と好奇心に従い洞窟へ足を踏み入れた。

洞窟の中は暗くて、寒かったが、無性に落ち着く場所だった。

群馬は時が経つのも忘れてどんどん洞窟の奥に入って行った。

気がつくと、不思議な場所にたどり着いた。
たくさんの気配を感じる部屋だった。

こんな暗い暗い場所にどうして?

群馬はその場所に突っ立って、じっと周りを見渡した。

いきものなら、捕まえて持って帰って麓の人や栃木に自慢してやろう

群馬はこの前栃木と一緒に作った弓を構えた

静かに、いきものの気配を探す。

パタパタ、と頭の上から羽の音がした。

パタパタという羽音なら鳥か何かだろう

すかさず群馬は矢を放った。

獲物を仕留めたのだろうか、近くでべちゃりと何かが地面に叩きつけられる音がした。

群馬はそれが何か確かめようと音がした方へ近寄って、落ちてきた獲物を掴んだ。

よく見ると、群馬がまだ見たことのないものだった。

羽のようなものもあるがら鳥の持つそれとは確実に違う。

鳥のような嘴もなく、体のつくりも鳥とは全く違うようだ。

何だ、これ

群馬は気になって、ふと、不思議ないきものが落ちてきた方を松明で照らした。

すると

そこにはたくさんの光る目が、それをもつ何かが天井を埋め尽くすようにぶら下がっていた。

…!!!

驚いた群馬は声も出せずに、慌てて駆け出した。

その足音に驚いたのだろうか、その不思議ないきものたちも一斉に動き出した。

キイ、キイという高い声が群馬を追いかけてくる。

群馬は必死で逃げた。

どれくらい走り続けたのだろうか、群馬は洞窟の外へたどり着いた。

外は真っ暗だった

もうあの声は追いかけてこないだろう、と群馬はその場にへたり込んでしまった。

夜が明けるのを待って麓へ戻ると、麓で暮らす人からその不思議ないきものはコウモリだと教わった。

さほど人には害はない、とも言われたが、昨日散々追いかけ回された群馬にとっては怖いものでしかなかった。



数日経って、栃木が面白いものを見つけた、夜に見に来て欲しい、と言ってきたので、見に行くと、

あの時と同じ、光る目がひ



同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:kanatter ジャンル:うちのトコでは お題:無意識の経験 制限時間:1時間 読者:69 人 文字数:1068字 お気に入り:0人
いちふじにたか、さんなすび。 初夢にそういったものが出てくると縁起がいい、とよく言われるが、普通の人の何倍も初夢を見ているはずの神戸はそんな夢を見たことがない 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:kanatter ジャンル:うちのトコでは お題:犬の雑踏 制限時間:1時間 読者:165 人 文字数:1336字 お気に入り:0人
世間的には三連休ですね、まあ私はそうではないですが。そう口にした瞬間「バカか?」と素敵な一言をくださった神奈川さんに言い返そうとした瞬間に電話が切れ、珍しく( 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:kanatter ジャンル:うちのトコでは お題:メジャーな映画 制限時間:30分 読者:148 人 文字数:618字 お気に入り:0人
キャラメルの甘ったるい香りが鼻をつく。日曜日ということもあって人も多く、俺の隣で憮然として面持ちの神戸は聞くまでもなく機嫌が悪そうだった。無理もない。本当は今 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
Vague ※未完
作者:kanatter ジャンル:うちのトコでは お題:遅い帰り道 制限時間:2時間 読者:577 人 文字数:493字 お気に入り:0人
【東京と新潟】 一秒がこれほど長いものだとは思っていなかった。つないでいる手は緊張のせいで冷え切っていて、普段とは真逆に私が彼の体温を奪ってしまう始末。こういっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:kanatter ジャンル:うちのトコでは お題:私が愛した武器 制限時間:4時間 読者:537 人 文字数:836字 お気に入り:0人
【東京と神戸と昔の話】 「錆びついてしまう前に手入れをするように」――東京はただ一つそれだけ私に命じた。全く持って使い物にならないレプリカの銃。彼がそれをどこで 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:炎の蜃気楼 お題:ありきたりな四肢切断 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:310字 お気に入り:0人
怨霊を調伏しようとして、へまをしただめだ、猛烈な反発で、1人では抑えきれない?直江はまだか?千秋でもいい、もうもちこたえれそうにない、、。 瓦礫に足をとられ高耶 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:キラッとプリ☆チャン お題:12月の裏切り 制限時間:30分 読者:3 人 文字数:138字 お気に入り:0人
Qw月と言えばクリスマスだと思う。私の名前は桃山みらい。中学二年生だ。今年のクリスマスはミラクル☆キラッツのメンバーと虹の咲さんと過ごす予定だ。今日はクリスマス 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:文豪ストレイドックス 太中 お題:明日の町 必須要素:生理痛 制限時間:30分 読者:6 人 文字数:1211字 お気に入り:0人
橋の手摺から下を見下ろす。遥か下では、先程迄の豪雨で水かさも流れる激しさも増した川が流れている。微笑み、手摺に上る。そして、両腕を広げ、寒々とした夜風を細身の躰 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ハンター×ハンター お題:トカゲの事故 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:575字 お気に入り:0人
突然ぶつんと電源が抜けた様に画面が暗くなった。画面といっても脳内にある画面の事で、ぶつんと切れたのは電源ではなく、念能力の効果だ。小動物を自在に操り、一時的にカ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:進撃の巨人 お題:苦い復讐 制限時間:4時間 読者:11 人 文字数:3546字 お気に入り:0人
アニメ56話を基にしました。クルーガーとクサヴァーが、ヒィズルの為に働く諜報員のような存在だったら・・・という妄想と捏造甚だしい拙作でございます。アニメ56話 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:くじら お題:戦争と木 必須要素:200字以内 制限時間:1時間 読者:9 人 文字数:199字 お気に入り:0人
幼い頃私の胸に植わった木は、いつの間にか憧れに変わり、枯らせぬまま御歳三十を迎えようとしている。 ただその世話をし続けた私は純粋な心持ばかりでは無い。より熱心に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
踊る ※未完
作者:匿名さん ジャンル:刀剣乱舞 お題:強い踊り 必須要素:佐々木 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:1028字 お気に入り:0人
とんとんかたんとんとんかたん。目を閉じれば聞こえてくるそれは、鍛冶場の音だという。ある短刀は、人間の心臓の鼓動の音のようですね、と言った。産まれた時のその記憶 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル: お題:漆黒の闇に包まれし流刑地 制限時間:15分 読者:28 人 文字数:964字 お気に入り:0人
楽屋に備え付けのソファで武智は眠っている。その顔に疲労と焦燥を見てとって、田中は(まだ、そうなのか)と思った。M-1グランプリ──芸人であれば誰もが望んでやま 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:炎の蜃気楼 お題:小説家の床 必須要素:えへへ 制限時間:30分 読者:15 人 文字数:209字 お気に入り:0人
廊下と和室を仕切る襖を開けた途端、何も書かれていない原稿用紙が滑り落ちてきた。和室の床じゅう、手付かずの原稿用紙が散乱している。高耶は溜め息をこらえつつ、大股で 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ゴールデンカムイ お題:同性愛の潮風 制限時間:15分 読者:31 人 文字数:616字 お気に入り:0人
鯉登は海が苦手だ。認めたくない辛い記憶が呼び起こされるからだ。なるべく海に近寄らないように生きてきたが、それでもこの度、敬愛する鶴見中尉からの命令で樺太へ渡るた 〈続きを読む〉