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蒼と紅 ※未完

ベリアルとジータとグラン



今の状況を考えると不気味なほどに似合わない、何処までも続く蒼い空。
そんな、僕らが望み疑問を持ち問いかけた空からは想像できないほどに、空の下で広がる紅は先ほど出たばかりの鮮やかな紅から所々渇いて黒く変色したものまで混在していた。

「グラン、いい?怖くても目は逸らしちゃダメ。もし逸らしてしまっても気だけは抜いてはだめよ」
「…わかってるよ。」

カチャリ、と音を立てて彼女は剣を握りしめる。それに合わせて僕も武器を握りしめ、目の前の敵に視線を向けた。


「フフフ…、仲良し相談会は終わりかい、特異点」


余裕の笑みを浮かべるベリアルは僕らの会話の内容もきっとわかっているんだろう。
緊迫した空気の中、ジータが一歩前に出る。


「ハハハ!イイね!昂ってきた…!来いよ特異点!オレのコアを狙って魅せろ」

ベリアルの言葉を合図に僕たちはベリアルに刃を向ける。
強く地面を蹴り上げ距離を詰めると、まずはジータが向ける刃が空気を切り裂いてベリアルに襲い掛かる。
けれどその刃は軽く避けられてしまう。
ジータの刃を避けたベリアルが降り立つその場所に、僕は刃を振り下ろす。

空気を切り、同時に切り裂いたベリアルの纏うファーがわずかに舞う。

だから気が付かなかった。

「グラン!!!」

ジータの声がどこか遠く感じた。

ベリアルの重い蹴りが腹部を抉るように入ってくる。
いとも簡単に飛ばされ、襲い掛かる頭痛、腹部の痛み、迫り上げる吐き気に僕は蹲った。

「ッ……!!!ッ…!」
「グラン!」



僕を呼ぶ声、その後ろで向けられる紅い刃、
咄嗟に僕を守ろうとする彼女のその背中を、きっと僕は忘れられない。


---------

「やったーー!!」

完成した!と笑う彼女の手には堕天司の闇武器。
逞しい彼女の背中はやっぱり格好良くて、けれど嬉しそうに笑う表情は愛らしかった。

けれど僕は気が付かなかった。
喜ぶ彼女を見て、闇が笑みを浮かべていることを。

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