ジャンル:千銃士 お題:去年の海風 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:463字 お気に入り:0人

作れないもの、作れるもの

ちょうどこの頃、私は彼とこの道を歩いていた。あの日の海風は今も体が覚えている。今吹いている風は、去年よりもどこか寂しい。隣に彼がいないからだろうか。いや、そうに違いない。だって去年は隣に何よりも好きな彼が、スナイダーがいて、一緒に歩いていて、この先の道にある立入禁止の線路で水を飲んで。彼が私に水を差し出してくれるとは思わなかったから驚いたのをよく覚えている。あの時は彼の細いけど逞しいお腹に少し胸が高鳴ったのをよく覚えている。覚えているばかりだ。今から新しい思い出を彼と作ることはもうないのに。ああ、なんで私はこの道を通ったんだろう。いや、この先に用があるのだから仕方がないんだけど。この先のとうもろこし畑とひまわり畑に。去年、お世話になった人にお礼を言いにいくのだ。あの夏と同じように。違うのはスナイダーがいないことで、貴銃士がいないこと。駄目だ。前を向かないと。スナイダーがいなくとも、私は生きていけるのだから、それを彼に証明しないと。そうでしょ?海風がふっと私の私の頬をなでた。彼がそうだとでも言ってくれたようだった。

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ねい@ありがとう千銃士、大好き!の即興 二次小説


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