ジャンル:スラムダンク お題:緩やかな広告 制限時間:1時間 読者:2367 人 文字数:1683字 お気に入り:0人

仙道→藤井ちゃん布教という広告 ※未完

「またなのか!?」
越野は肩を怒らせながら怒鳴った。
その怒鳴り声は大きく体育館中に響き渡り、その周辺の草木まで縮み上がるかのようにざわめいた。
周りにいる部員たちにはいい迷惑である、と福田は思った。
が、口に出すこともなくいつものことであるので、バスケットボールに触っているうちにだんだんと忘れていったのだ。
主将 仙道彰のいない陵南高校バスケットボール部は、本日も平和だった。

一方仙道彰はというと、部活動をサボタージュして湘南の海辺へ訪れていた。
目的は勿論、海釣りである。
本当は沖の方で大物を釣りたいなと思っているのだが、身長ばかり大きくてもまだまだ青い17歳である。
船舶免許を取得するためには両親の許可が必要で、釣り好きの仙道父はまだしも、一人息子を心配する仙道母など猛反対をしたのだった。
それに加え趣味に没頭し、勉学を二の次にしている仙道少年である。
当然許可なぞ出るはずもなく、こうして岸から釣ることを余儀無くされているのだ。
早起きが何よりも苦手な仙道少年のことである、今朝も結局起床したのは太陽が真ん中に上がろうか上がらないかという時分で、魚も活発に動き回る時間である。
魚達もそうそう簡単に針にかかってくれる時間帯ではない。
仙道のクーラーボックスは、未だ空っぽであった。
柔らかな日差しと寄せては返す波の音がだんだんと仙道の眠気を誘う。
そのうちに仙道少年は深い深い夢の世界へと旅立っていった。
涎を垂らしながら。

母親にお使いを頼まれたので、渋々外に出る。
外は春の日差しが煌めくとっても良い天気で、ほんのり芽吹いてきた木々たちも爽やかな風に吹かれてとても気持ちが良さそう、そう藤井は思った。
家を出る時は嫌々外に出たけれど、お使いに出るのも気分転換になって良いかもしれない。
藤井は自然と笑顔になりながら、せっかくだから海沿いを散歩しながらにしようと湘南の海へと歩みを進めるのであった。

藤井は、買物を終えると、また海沿いの道にそって家路へと向かっていた。
家から海までは近いといっても、大分距離がある。
サンダルを引っ掛けただけで出てきた藤井は、早速後悔をし始めた。
靴擦れが出来てしまったのだ。
痛いと思っても、一人で出てきた上に海沿いは春ともあって、釣り客以外は殆ど人気も無い。
こんなことなら運動靴で出てくるんだった、と溜息をつきながら靴擦れた方の脚をかばいかばいうつ向きながら歩いていると、藤井の体に衝撃が走った。
どうやら右手の角から階段を上がってくる釣り客に気付かず衝突してしまったらしい。
両手に下げた買物袋の重みもあいまって、ふらつき尻餅をついてしまった。
自分の不注意とはいえ、一般的な身長体重の女性を弾き飛ばすなんてどんな体格の人なのだろうか。
きっと、藤井の想い人のように大きくて逞しく頑丈な男の人なんだろうなと思いを馳せるのだった。

目の前の自分のことも忘れて尻餅をついたままぼーっとするどこかでみたことのある少女に、怪我をさせてしまったのかと焦るのは、涎の跡を拭くのもそこそこに釣りを切り上げた仙道彰その人であった。
夕飯までに帰って来いと言われていたのにも関わらず、あのあとぐっすり寝こけて今はもう赤い夕日が海へと今にも潜ってしまいそうではないか。
これはまずいと、荷物を纏めて階段を駆け登ったのはいいがどうやら前方に歩いている人がいたらしくぶつかってしまったのだ。
その歩いていた人こそこの少女なのだが、先程から何回も呼びかけているのにも関わらず返事がない。
流石に心配になってきたので、彼女の前に手を差し伸べてみた。
すると「あ!仙道、さん?」と自分の名前を目の前の少女が呼んだのだ。
地元のバスケ好きにはそこそこ有名だったので、自分の名前を知っていることに違和感は覚えど、いつものことだと流そうと思っていたが、なんだか見覚えのある顔であったので「何処かで会ったっけ?」と聞きながら伸ばされた両手を掴み引っ張り上げたのであった。



続けたい笑
広告とか意味がわからなかったので、仙道×

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