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【コビメポ】恋なら知っている【現パロ腐】

 フライパンを片手に問いかける。
「目玉焼きは醤油か?塩コショウか?」
 コビーの笑顔は、特に食べ物が絡んだ時の笑顔には和まされる。
「醤油でお願いします」
 昼食に一品添えようとキッチンに立ったのだが、ヘルメッポは気の利いたものなんて作れない。
「すいません、すっかりご馳走になっちゃって」
「だからさ、助かってるのはこちらなんだって」
 いろいろあってここ数日泊まり込むようになったコビーは思っていた以上にいい奴だった。
 礼儀正しいし足るを知っている。そしてヘルメッポのことを詮索しない。
 これまで自分に近づいてきた人間がプライベートに踏み込むたびにどれだけ不快な思いをしたことか。
 曰くありげな日常を送っている自覚はある。恐らくはコビーもそれなりの好奇心を抱いてはいるだろう。
 でも聞いてこない。覗きはしない。それがヘルメッポには心地良かった。
 軽い会話と食事、相手が勉強している間の沈黙はくつろいだ気分にさせてくれる。
 こういうコミュニケーションもあるんだなとぼんやり考えていたら携帯が鳴った。
 最初の頃は「鳴ってますよ」と教えてくれていたコビーも何も言わない。どうやってか電話番号を調べた誰かがかけてきているのは着メロでわかるのだ。
 自分が蠱惑的だとは思わない。が何故か惹かれてくる輩はいて男女問わずなのにももう慣れた。
 男同士の恋について熱く語ってくる教授もその中の一人だ。
 あんたなんかにご教示いただく必要はないと言い返したいヘルメッポは、ふと壁のカレンダーに目をやった。
 明日は金曜日だ。
「悪いコビー、明日用事があるんだ」
 ここのものは好きに使ってくれていいぞというヘルメッポをコビーはきょとんと見返した。
 男同士の恋なら知っているヘルメッポだった。

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