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談義

力は根の先を想定する
父は不思議なことをいう人だった。少なくとも教科書には載っていない。
盲人の杖のようなものだ
真太郎さんは、そんな父と不都合なく話が出来る人だった。ただの草むしりがいつの間にか違う話になる。僕は彼らの話を聞く。キャッチボールが続く。父の話のほうが長いのかと思えば、真太郎さんが話し続ける。真太郎さんの声は父より低く、父の声も時折、いつもより低くなる。二人の会話は正解よりは、お互いの納得によって終了する。
僕は根を引っ張る。地面にロープを張ったように、右から左へと、始まりの分からない根が張っている。この家は古いけれど、手入れはされていた。ただ、家の裏手、明治期に井戸として使われ、昭和期には使われなくなったこの場所は、それほど手入れされていなかった。草が生い茂っていた。地面にびっしりと生えた草を、父は気にしていたようだった。
明日、三鷹に行く
昨晩、父が帰宅し、ネクタイを緩めながら言った。三鷹というのは真太郎さんの持ち家だった。別荘といった方がいいのだろうか。ただ、真太郎さんより父のほうが、その家を使用していた。その家には庭があり、父がその庭の手入れをし、時には木の配置を変えたり、庭石を増やしたりしていた。
うん
三鷹の家には猫がいた。僕はその猫と仲良くなりたくて仕方が無かったが、猫は僕に興味がなかった。興味がないだけならいいのだけど、僕を嫌ってもいるようだった。
軍手が必要だ
軍手
井戸を綺麗にする
あの井戸を使えるようにするの?
それはまだ思案中。草が生い茂っているから、それを避けて、敷石を並べる
ふうん
父は庭師にあこがれた時期があったらしい。
この庭はお前の父親の遊び場だ
父が植木の手入れを延々としている姿を縁側から眺め、真太郎さんは言った。そして、まったく、子どものような顔をしている、と微笑んだ。

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