ジャンル:みの夏 お題:綺麗な運命 制限時間:15分 読者:241 人 文字数:1462字 お気に入り:0人

悪ノリと感謝と花束

「素敵な機会をありがとね」
「いえ、みのりさんこそ花の調達や材料費の折半も色々とお世話になってます」
「俺一人でもやろうとしていたことだから、気にしないで」

事務所のテーブルを埋める色とりどりの花を見つめて、みのりさんは笑った。
今日開かれるスーパーライブフェスにシキとナツキとジュンが出る。大きいライブだから3人とも長い時間レッスンしてたし、日によっては1日レッスン場と寮の往復ってぐらい熱心だった。

「今日で終わるのかと思うと早いな」
「本当だな…俺まで緊張してきた!」
「はは、俺たちみんなステージには立たないのにね」

去年舞台に立ってたからかハヤトはシキたちのことをすっごく気にしてて、3日前に「俺たちに何かできることないかな」と言われた時は驚いた。
悩んだ結果、俺たちは3人にライブのあとブーケを送ることにしたんだけど。
ナツキと付き合ってるって聞いたし元花屋の店長とかでみのりさんにブーケの見積もりとか何買えばいいかとか聞いたら、いつの間にか俺とハヤトとみのりさんだけじゃなくてJupiterや虎牙道も集まる大所帯と化していた。
いつもにぎやかだけど、こうして狭い応接間に集まってると派遣の工場みたいでなんかおもしれーな。
みのりさんとハヤトとオレでシキ達3人分を一緒に作ってる。
今はブーケにする花もラッピングも決まって、花束にするかーってところでハヤトが3人へのメッセージカードをもってきた。
まとめる前にブーケの中に入れたいとかで、今一生懸命メッセージを描いてる。
お正月はライブまで誰にも教えないくらい気にしてたのに、今度もまた書こうとしているのがなんだかオレらのリーダーって感じがした。

事務所でフラワーアレンジメントを教えたいと言ってたみのりさんはイキイキしてて、たまに出歩いて他のところを見に行く。

「道流、調子はどう?」
「やっと形にはなって来たんスけど…これもらった漣の反応が想像できないっスね」

二人は顔を見合わせて笑う。
チラッと見ると大河は相変わらずほとんどを道流さんに任せていて、隼人達と同じ17才でも俺たちみたいに騒がしくならないことにびっくりした。
オレ達は最近他のユニットとも仕事することが増えてきたけど、詳しく知らないユニットっていうのはまだまだあったりする。
だからこそ、こういう時まじまじと見ちゃうのかもな。

「円城寺さん、リボンは黒がいい」
「分かった」

虎牙道のブーケが出来上がったみたいで、オレらはどうかとハヤトを見るとまだ熱中してメッセージを書いていた。
高い翔太の声が響く。

「みのりさーん!ここのリボン全部使っちゃっていい?」
「構わないよ、全色使うの?」
「はい。冬馬は赤って感じなんですけど、俺たち自身のテーマカラーは黒でも緑でもあるのでブーケに合わせながら考えようかと思って」
「ふふ、楽しそうだね」
「ははっ!冬馬くんどんな顔するかなぁー」

最初は2人でやろうとしていたことが3人、7人と増えていって。
けど、隣のリーダーは俺たちだけを見ててシキ達への言葉を書いてる。

「出来た!」
「頑張ったな、ハヤト」
「渡すのが楽しみだよ」

話しているうちに時間が経って、プロデューサーが花束を載せて一足先に会場へと向かっていった。
花を片付けて翔太、北斗さん、みのりさん、大河、道流さんがそれぞれ去って行った応室間はやけに静かだ。

「そういえば、ハルナは誰に渡したい?」
「特に居ないな、じゃんけんで決めるか?」

じゃん けん ぽい

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