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サカナサカナサカナ(銀沖風味)



「ちはー、旦那、相変わらず、暇そうですねぃ?」

万事屋の三人が、連れ立って、夕暮れの川沿いの道をトボトボと歩いていると、足下の方から声がした。

立ち止まって、河原を見てみると、案の定、真選組のサド王子こと、沖田総悟がトレードマークの赤いアイマスクを頭に乗っけて、寝そべっている。

「げ。サド野郎」

神楽が臨戦態勢に入ったのを、片手で制し、銀時は、ため息をついた。

「こちとら、仕事帰りだ。一日中、歩き回ってヘトヘトだっつうの。サボってお昼寝かまして給料もらえる公務員様とは違って貧乏暇なし、されど金はなし、じっと手を見るってもんなんだよ」

「へえ。また、迷子のペット探しかなんかですかぃ」

「ねえ、銀ちゃん、お腹すいたアル。そんなやつ構ってないで、さっさと帰るネ」

「ところでお前、でっけえ赤と緑のダンダラ模様の魚なんて、見かけなかった?」

「ねえ、銀ちゃん…」

俺、もう一働きしてくっから、先に帰ってな。そんな言葉を残して愚図る神楽を新八に託して、銀時は、沖田のもとに降りていく。

今日の依頼は、どっかの大富豪の妾だか、妻だか、やたら仇っぽい女の、ペットで、ガラパゴス諸島だか、どっか外国産の淡水魚で一メートル近くあるって白モノを、うっかり逃がしてしまったから探してくれ、というものだった。

どうやったら、うっかり逃がしてしまうのかわからないが、依頼は依頼。
用水路だとか、川っぺりだとか、一日中目撃情報を求めてさ迷ったあげく、収穫ゼロ。

こうなったら、目の前の美味しそうな、ガキでも釣ってみようかと、思ったわけだ。

見上げてくるガキのその赤い目が、揺れる。

ほら、まな板の上のナンチャラみたいではないか。

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